106話 ページ8
A視点
纏神呪をした瞬間に私は結界を破って五条先生に向かっていった
A「ズバァァァァァン!!」
五条「っ……!!」
っ…!よし!当たった……!
五条「何だ、そこに居たんだ
ガハッ、もう逃さないよ……!!
領域展開……!!」
!?流石に逃げないとまずい!!
それで空に向かって逃げた
いっ……!!
早く逃げないと……!!
五条「逃さないって言ったよね……!
無量空処!」
責めて、もう1発……!!
A「ズバァァァァ……」
う、動けない……!
情報が次から次に溢れてくる……!
五条「はい、僕の勝ち」
そう言って軽くデコピンをされた
A「うぅ……」
ま、負けた……
五条「ふぅ〜、ちょっと大人気なかった?」
いや、大分大人気なかったですけどね……
A「………痛いです……」
でも、領域展開の時は加減してくれたみたい
まぁ、結局痛い事に変わりわないんだけど……
五条「あ、めっちゃボロボロじゃん
硝子の所に行って治してもらはないとヤバいね
あ、でもどうする?
今日はそのまま帰る?」
A「……今の状態でまたハズレばっかり引くのは辛いので一旦帰らせて下さい」
今日が五条先生と交流会前最後だとしても、今はハズレを受け止めれる程、余裕がない
というか、意識を保ってるだけでやっと……
五条「それもそうだね
立てる?」
A「立てる状態に見えますか?」
五条「う〜ん……
見えないね
よいしょっと」
それで私はお姫様抱っこをされた
A「っ……!」
痛い……!
五条「うわっ、前だけじゃなくても後ろも酷いね
まぁ、僕がやったんだけどさ……
流石に此処までやってたとは……
いや〜、ごめんね」
……責めて、そんなテヘペロみたいなノリで言わないで下さいよ
五条(でも、こんな本気でやったのは久し振りだ
Aはいずれ、僕より強い呪術師になる
そのAを短い命で亡くすには惜しい
此処は僕ももうひと頑張りしようかなっ!)
五条「このまま車で行くのはちょっとしんどいよね
ちょっとだけ捕まっててよ!」
A「え、一体何を……!!」
そう言った時はもう遅くて、凄いスピードで移動してる!?
A「え!?ご、五条先生!!」
五条「喋ってると舌噛むよ!!
っと、着いた」
はやっ!?
え、えぇ……?
だ、だって、車で結構時間がかかる場所なのに……!
え、え……!?
五条「さてと、硝子は〜」
それで五条先生は普通に向かってる
え、私が可笑しいの……?
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