104話 ページ6
A視点
五条「さてと、左で1番小さい小屋は……」
！もしかして……
A「あそこじゃないですか？」
五条「！そうっぽいね、行ってみよう！」
それで私達はちょっと離れた子屋に向かった
〜子屋〜
五条(汚くありませんように)
取り敢えず、開けてみよう
それで開けて見たら鸕宮家みたいに、軽く埃が被ってる程度だった
五条「ふぅ〜、良かった……
よし！調べよ！」
A「はい」
それで中を探っていったけど……
五条「コレ、現代文字だね……」
A「はい、しかも……」
“残念、ハズレ”って書いてある……
五条「なんだろ、凄いムカつく……！！」
しかも、調べた奴全部にそう書いてある……
A「……コレ、当たりはあるんですか……？」
五条「……もうないんじゃないの……コレ」
A「……！ありました！」
霊符の字で書かれてるやつ！
五条「！コレは当たりでしょ！
読んでみて！」
A「はい」
それで読んでみたけど……
コレを読んでるお前に教える事はない
ハズレ……
そう書いてあったのを見た瞬間私は書いてあった書物を地面に叩きつけた
五条「！？ど、どうしたの！？」
A「……ハズレでした」
五条「え……
同じ字でもハズレってあるの！？
あ、じゃあこっちは？」
それで見てみたら……
バーカバーカ
此処にはなんも書いてねぇよ
A「っ……！！」
私はまた叩きつけた
馬鹿で悪かったね！！
五条「え！？またハズレ！？
ったく、此処は偽装工作しすぎでしょ……」
段々ムカついてきた……！！
A「……さっきやりましたけど、今から、この間の場所でもう1本しませんか……！」
五条「え、別にいいけど……
めっちゃ怒ってない？」
A「いいえ、そんな事ないですよ……！」
五条「……なら、いいけど」
(めっちゃ怒ってるじゃん)
それで私達はまたあそこに向かった
〜闘技場？〜
五条「さてと、まぁやるのはいいけど、さっき戦った時の反省を活かして、今回は本気で攻撃を仕掛けにいくよ」
そう言って五条先生は目隠しを取った
五条「手加減とかしないけど……
いいよね？」
A「はい、構いません」
手加減されて勝っても、それは私が強くなった証拠にならない
今のイライラもぶつけちゃうけど、最強の五条先生の本気に勝ってこそ、私は……
強くなったと胸を張って言える！！
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