137話 ページ39
A視点
伏黒「念の為家入先生に……」
A「大丈夫だって！心配し過ぎだよ
それより、早くご飯食べに行こ？
お腹空いたからさ」
伏黒「……無茶すんなよ」
A「……うん」
硝子先生にも言われてるし、安静にするべきなんだろうけど……
ごめん、やっぱり出来ないや
強くなんなきゃ何も守れない
自分すら守れないなら、責めて、皆んなくらいは守れる様にならないといけないから……
伏黒「体力、結構戻ってきたんじゃないのか？」
A「そうだね、後もう少しで前くらいには戻るよ
後残り2週間弱
その間に、どれだけ体力を伸ばせるかが勝負だからね」
伏黒「……そうだな
俺も負けてられないな」
A「あ、新技の方はどう？」
確か、呪具を影に出し入れするのと、新しい式神を使えるようにしてるんだよね？
伏黒「呪具とかまだちょっと出し入れが戸惑うが形にはなってきた
式神は継続時間が短いのと、他の式神を出しっぱなしだと出せない所が課題だな」
A「そっか」
皆んなも強くなっていってる
私も、もっと強くならないと！
真希「お、来たな
早く飯取ってこいよ」
伏黒「分かりました」
それで私達はご飯を取り何時も通り作戦会議をして終わった
〜翌日〜
もう一通り全部調べ終わっちゃったから、取り敢えず交流会までに大雑把だけど調べる事が出来て良かった
冥冥「さて、今日はどうする？」
A「本来、交流会までに全部を大雑把でもいいので調べておきたかったんです
で、それがもう終わったので、今日からは全部実戦に変えてもらっていいですか？」
交流会が終わったら細かく調べに行くつもりだけど、でも、交流会までは体力強化を重視したい
冥冥「構わないよ、元々その分のお金も貰っているしね
場所としてはあそこでいいかな？」
A「はい、あそこの方が思いっきり出来るので……」
それで私達が向かった場所はこの間やった所
〜闘技場？〜
冥冥「じゃあ、今日から此処で交流会まで私と1対1をやるでいいんだね？」
A「はい」
冥冥「まぁ、術式は私が相手の場合全部なしにするよ
この間と同じルールだ
それが1番体力が上がる方法だ」
A「分かりました」
冥冥「じゃあ、始めるよ
よーい……
スタート」
それで私はまた冥さんに思いっきり向かっていった
私は午前は真希さん達と一緒に特訓をし、午後からは冥さんと一緒に対人を今日から2週間毎日やり続けた
そして今日は、京都姉妹校交流会当日
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