55話 ページ7
A視点
東堂「Aが自分から求めてくるとは……
そんなに結婚したいのか
だが、俺はまだ結婚出来る歳ではないが、許嫁なら出来る!
Aよ!今日から俺の許嫁だ!」
そんな、無茶苦茶な……!
何で好きでもない人の許嫁に……
A「私がいつ、そんな事言ったんですか」
東堂「大丈夫!俺がちゃんと分かっているからな!」
A「そんな事頼んでない!!
付き合う気も許嫁になる気もないです!!」
私には、悠二しか居ないんだから……!
東堂「!そうか……
まだ、自分の気持ちに素直になれてないんだな
安心しろ!俺はいつでも待ってるぞ!」
A「待たなくて結構です!!」
気持ちに素直になる以前に好きじゃない!!
東堂「さぁ!答えろ!伏黒!!」
人の話聞いて!!
伏黒「……別に、好みとかありませんよ
その人に揺るがない人間性があれば、それ以上は何も求めません」
釘崎「悪くない答えね〜
巨乳好きとかぬかしたら私が殺してたわ〜」
伏黒「五月蝿ぇ」
東堂「やっぱりだ
退屈だよ、伏黒
A、ちょっと待っててな」
そう言って泣きながら私を下ろした瞬間恵に殴りかかり、吹っ飛ばされた……!?
釘崎「伏黒!」
A「恵!」
何で……
東堂「待ってろA
終わった後、高田ちゃんとの握手会、一緒に行くぞ」
いっつもいっつも、人の話聞かないで……
でも、根はいい人ってのを知ってるから、あまり強く言えなかったけど……
やっぱりこの人、嫌いだ……!!
A「いい加減にしてください」
そう言った瞬間私は東堂……先輩の所に行き、白虎を呪装した腕を思いっきり振り下ろした
それを流石に東堂……先輩は避けた
東堂「おっと、鋭い物を向けるとは、愛する者でもやっていい事と悪い事があるぞ!」
A「別に愛してないんで、何してもいいですよね」
此処で何も出来ずにやられるのを黙って見てるだけじゃ、また……同じだ……!!
A「私の愛する人は、1人ですから!」
そう言って私は東堂先輩に振りかざしていく
偶に当たってるけど、擦り傷程度
でも、ちゃんと当たってる!
もう、実力だけ何て言わせない!!
悠仁や、恵、野薔薇に傷1つつけさせない!!
絶対に!!
それに、呪霊じゃないから、再生なんてしない!!
このまま畳み掛ければ……!!
東堂「やる様になったな、A
だがしかし!甘い!」
そう言われた瞬間首元に何か違和感があった後、意識が切れた
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