92話 ページ44
A視点
それで高く上がりながら霊符を取り出した
そしてその霊符を五条先生に向けて投げた
A「止縛法 急急如律令！」
呪力切れが起こる事は絶対にないって貴人が言ってた
なら、無駄に呪力を込めても問題ないって事……！
小さいのでも呪力を更に込めれば少しは時間を稼げる筈……！
五条「ッ……！」
(縛られた……？
でも、コレなら簡単に……
！？抜けない！？何故！？
前まで簡単に解けた筈……！！
でも、硬くて、千切れない……！！
呪力で千切ろうとしても千切れない……！？
一体、何が……！！
……！成る程、呪力を込めたんだ
しかも、前までの量じゃなくて、僕が簡単に解けないくらいの呪力量を……！
だけど、コレじゃあAを追う事が出来ない！
早く、解かないと何をしてくるか分からない……！！
今のAはまといかじりとか言ってた奴を使ってる
姿や、言ってる言葉は違ってもまといかじりって毎回言ってる
その技を使われると、いくら無限だからって攻撃が当たってくる
今、Aは簡単に僕に攻撃を当てられる状態……！
早くしないと、少しヤバいかも……！！)
私はもっと高く飛んでるけど、今は五条先生を見ながら飛んでる
技を出す為に……！
少し飛ぶスピードが遅いけど、問題ない！
A「ナモハキャバチ ロタラヤ ミンナ ゴウハラヤ サバビナ エンカロヤ_________
赤鶙無限屏風 急急如律令！」
それで羽を10本五条先生に向かって飛ばした
！止縛法が解けてない……？
コレなら……！！
最後ので止めを刺せる……！
そう思い私は五条先生の元に戻った
A「ノウマクサンマンタ ボダナン マラハチカタ シャサナウナン タニヤタ オンシャクダ マカシャクダ______」
五条(！さっきのは掠っただけだったけど、コレは掠ったらヤバいかも……！！
早く、この縛られてる物を解かないと……！)
A「金翅鳥煉極烈羽 急急如律令！」
それで五条先生に向かって止めを刺した
確実に入った……！！
五条「グッ……」
どうだ……！？
五条「流石に、ちょっとヤバいかも……
でも、僕最強だから、こんぐらいじゃ倒れないよ……！」
！まだ生きてる……！？
そう思い私は退き直ぐに空に飛んだ
ヤバい……！追いかけてきてる……！！
もっと早く……！
もっと、高く……！！
そう思ってたら纏神呪が切れた……！
っ……！時間切れだ……！
そう思ってたら下に落ちていった
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