89話 ページ41
A視点
それから、皆んなと別れてお風呂にも入り、眠った
〜次の日〜
A「ふぁ〜」
青龍【おはようっす】
A「おはよ……」
眠い……
青龍【相変わらず寝起き悪いっすね〜】
A「五月蝿い……」
青龍【はいはい、ご飯はちゃんと食べるっすよ?】
A「分かってるよ」
そう言って私はご飯の用意をしようとした
コンコンコン!
釘崎「A!ご飯食べに行くわよ!!」
?野薔薇……?
A「おはよ」
釘崎「おはよう、ご飯食べに行くわよ!」
A「何で……」
釘崎「2人で食べる約束してて結局まだ2人っきりでは食べれてないからよ!!
五条先生に捕まる前に私が捕まえに来たのよ!!」
……朝から元気……
と言うか、五月蝿い……
釘崎「?……何か、機嫌悪いわね?」
青龍【Aは寝起き悪いっすからね〜】
釘崎「!?声が、聞こえ……
アレ?私の気の所為……?」
A「気の所為じゃないよ」
青龍【どうもっす〜
Aの式神の青龍っす】
釘崎「し、式神!?
か、紙なのに……?」
青龍【本来の姿じゃないっすけどね〜】
釘崎「ふーん
ま!そんな事より、早く食べるわよ!
お腹空いたし!」
A「分かった」
そう言って私は部屋に戻った
制服に着替えなきゃ……
それで制服に着替えて外に出た
釘崎「来たわね!
行くわよ!!」
A「うん」
それで食堂に向かった
釘崎「おばちゃん!
和食定食1つ!
Aは?」
A「えっと……」
来たのはいいけど、そこまでガッツリ食べれないんだけど……
どうしよう……
A「トーストの蜂蜜塗りを1枚と抹茶で」
「はいよ!」
釘崎「そんだけで足りる訳!?」
A「うん、そこまで食べれないからさ」
釘崎「ハァ〜、だから痩せ過ぎって言われるのよ
もっと食べて肉つけなさい!」
と言われてもね……
釘崎「女子は少しぽっちゃりしてた方がモテるのよ」
A「……いいよ、モテなくて……」
悠仁だけ私の事、好きでいてくれるなら……
私は、それ以上はいらないから……
釘崎「まぁ、その内アンタにもいい人が現れるわよ
今は彼奴の死で困惑してるだけ
彼奴の事、忘れろとは言わないけど引きずってても彼奴が報われないだけよ」
A「……でも、やっぱりそう簡単に忘れる事は出来ないや」
少なくとも、高専に通ってる内は……
釘崎(兄妹愛って奴よね
私は居た事ないから分かんないけど)
「後!よく寝る事!
夜更かしは美容の対敵なんだから!!」
A「は、はい……」
69人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ