19話 ページ21
A視点
A「ハァ、ハァ……」
疲れた……プラス、背中痛い……
そう思いながら、前のめりに倒れた
勾陳「全く、世話のやける……」
玄武「本当だな」
そう言いながら運んでもらった
A「………面目ない……」
勾陳「全くだ」
玄武「そう怒るな」
勾陳「怒ってない！！」
………怒ってる………
玄武「その背中、何時もみたいに治らないだろうな
ま、治る前に怪我してるから世話ないがな」
うぅ………
A「返す言葉がない……」
伊地知「！？Aさん！？
大丈夫ですか！？」
勾陳「此奴の背中」
伊地知「背中……？
！？焼けて……！
直ぐに家入さんの所へ！！」
勾陳「いえいり？」
玄武「
勾陳「あぁ、そういやそんな奴居たな
其奴の所に連れて行けば良いのか？
だが、こんな怪我その気になれば領域展開でどうにかなるだろ？」
玄武「アレはそこまで“都合の良い代物”ではないのを知っているだろう？」
勾陳「そういや、そうだったな
そこの………何て言った？」
A「伊地知さん」
勾陳「伊地知、今日は俺達が送り届けるからお前は早く帰れ」
そう言った後直ぐにどっかに飛んだ勾陳
玄武「全く、勝手だな！」
その後に玄武も着いて行ってる
A「……私の意見は無視なの？」
勾陳「あぁ、その怪我は何時もより酷い
早く手当てした方がいい
人間は軟弱だからな」
(俺達を使っていった人間達も直ぐに死んだ……)
玄武「今回は賛成だ」
A「……ありがとう」
気にしてくれて……
勾陳「……別に」
A「……照れた？」
勾陳「照れてない！」
玄武「着いたぞ」
そう言うと2人は着地した
玄武「さてと、家入と言う奴は……」
「何の音！？」
「！？こ、此奴等は……！」
「何！？この生き物！！」
「コレは味方だよ、悠仁」
……悠仁の声
それから、恵と五条先生も……
勾陳「おい！お前等！
家入とか言う奴連れて来い！！」
玄武「主語をつけろ
Aの怪我が酷いから家入と言う奴を連れてきてくれ」
虎杖「！？A！！」
A「そこまで心配する程じゃないよ」
玄武「その怪我で心配する程じゃないって……」
勾陳「お前馬鹿だろ」
A「失敬な」
私は勾陳の肩らへんから顔を出して悠仁は勾陳の目の前に居た
悠仁には背中は見えてない筈……
A「この通り大丈夫だから」
悠仁に心配かけたくないし……
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