13話 ページ15
A視点
取り敢えず、五条先生が言ってた通りに、病院に来た
確か、此処の部屋ってメールに書いてあったよね
？誰か話してる？
虎杖「……悪いのは先輩じゃなくて……
アレを拾ってきた、俺だよ……」
！悠仁！！
此処に居るって事は、宿儺の指全部取り込んでから……
虎杖「悪りぃ先輩、俺行かなきゃならない所あるんだ
バイバイ」
そう言って悠仁が出てきた
虎杖「！？A！？
何で此処に！？」
A「ちょっと……ね
悠仁……怪我は？」
虎杖「あー、大丈夫
……なぁ、A
お前、昨日……
いや、何でもない！」
(居たって、俺の幻覚だったのかもしれねぇし、何より、Aを巻き込みたくねぇしな)
虎杖「爺ちゃんの火葬、今してる
後で骨拾いに行くけど、Aは？」
A「私も行く
ちょっと用事済ませたら直ぐに行くよ」
虎杖「そっか、分かった！」
そう言って悠仁はどっか行っちゃった
私は仕事をしにさっきまで悠二が居た部屋に入った
そして、奥の人の所まで行った
「！？だ、誰……ですか？」
A「貴方は……この人と同じ学生……
であってますか？」
「は、はい……」
で、コッチは巻き込まれて怪我が酷い人か……
私は今私服だから予備の霊符入れに入ってる分しか持ってないけど、そこから霊符を4枚出した
「い、一体何を……」
A「この人を治すんです
オン アビラウンケン ソワカ」
多分コレで大体の怪我は治った筈……
後2、3日は眠ってるだろうけど……
A「では……」
「あ、あの！ありがとうございます！」
A「いえ、感謝される様な事ではないので……
ですが、後2、3日は眠ってると思うので」
そう言って私はこの部屋から出ていき、火葬された所に向かった
場所は来た時に看護師さんが教えてくれたから大丈夫
そう思いながら向かってたら悠仁と五条先生が居た
虎杖「お、来たな
あ、この人は怪しい人じゃない
と言っても説得力ないか……
というか、何で居るんだ？
昨日帰る予定だったんじゃ……」
A「お爺ちゃん死んだのに、流石に火葬も出来ず帰れないよ……
後、この人が呼び止めたから」
そう言って私は五条先生の方を指さした
五条「人に指さしちゃ駄目って教わんなかった〜？」
A「……すみません」
虎杖「え！？知り合い！？」
五条「昨日居たでしょー？」
虎杖「あ、アレ幻覚だと思って……」
A「幻覚じゃないよ」
ちゃんと私もあの場に居た
けど、悠仁が死刑となっても、私には何も出来なかったけど……
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