自分を恐れる少女がみんなに愛される話

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『炭次郎…』


涙を拭いてやるとふふっと笑う律


『ありがとう！でも触ってみたくなるとかは恥ずかしいから言わない方がいいかな笑』


炭「あ…ごめんなきよか！！！どうしよう、俺はなんてことを…(しゅん)」


『まー私を慰めようと一生懸命だったんでしょ？炭次郎がやましい気持ちで言ってないことは分かるよ？』


炭「いや、触ってみたいって言うのは本心だし俺のやましい気持ち…


『待って待って…！！それ以上は言うのやめよ？恥ずか死するから！！！！でも私なんかにやましい気持ち持ってくれてありがとうね？///』


にこりと笑うきよかに炭次郎はほっとした顔をした。本当に優しくていい子なんだけど素直すぎるところがアウトだわ炭次郎…


炭「お前ら喧嘩ばかりしてないで！！埋葬手伝え！！！」


伊「生き物の死骸なんか埋めて何の意味がある！！！やらねぇぜ手伝わねぇぜ！！！そんなことよりお前ら俺と戦え！！！」


善(うわぁ…ホントにおかしいんだこいつ…何の意味があるって…)


炭「そうか…傷が痛むから出来ないんだな？」


伊「は？」


炭「いやいいんだ！！痛みを我慢出来る程度は人それぞれだ！亡くなっている人を屋敷の外まで運んで土を掘って埋葬するのは本当に大変だし、善逸と律と頑張るから大丈夫だよ！」



全員( ( ( ( ず れ て る … ) ) ) )


伊「はぁー？！？！？！舐めるんじゃねぇ！！100人でも200人でも埋めてやるわ！！！俺が誰よりも埋めてやるわ！！！！」


埋葬を終えてクタクタになった私達は藤の花の家紋の家で休息をとることになった。


そこで食事や寝る部屋を用意してもらった。


私は家にある医療の道具を使い3人を検査したが3人とも肋が折れていた。


善逸2本


炭次郎3本


伊之助4本


治るまではこの家でお世話になることになった。


律は全く怪我をしていなかったのでこの家の手伝いをしながら任務をこなす生活をしていたのだった。

箱の中身は→←憂鬱な恋心(途中まで善逸side)

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