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「好き、伊野尾ちゃんが好きなんだ。」
やっと、本当の俺になれた気がした。
顔も耳も、全身暑いけどそんなのに構ってられない。
「やまちゃん、」
急に立ち上がり俺の目の前にきて見下げてくる伊野尾ちゃん。
あ、俺の好きな香りが今日は過剰に香るな、
そんなことだけで、俺の気持ちは弾んだ。
するりと綺麗な手で頬を撫でられ、親指で唇を擦られた。
そして、俺が遠くから毎回見ていたその唇が、俺の唇にくっついた。
ちゅ、っとリップ音を鳴らして離れると伊野尾ちゃんは真っ赤に顔を染め上げていて。
そんな俺も伊野尾ちゃんを見上げながら顔を赤くした。
甘くて、ふわふわしてたな 、
「俺も、やまちゃんから好きって言われるの嫌じゃなかったよ。
寧ろ、嬉しかったなって思ってた。
………… この感情って、なんだろうね？」
にこっと微笑んで俺の頭を撫でた。
ああ、それは俗に言う 、
「恋、ってやつなんじゃない？」
「やっぱり、やまちゃんもそう思う？」
キスまでしてるのに、今更恋じゃないとか言われたら俺立ち直れないよ。
「……俺の事好きだからキスしたんでしょ？」
「ふふ、うん、俺やまちゃんのこと好きだよ。」
ぎゅっときつく俺を抱き締めて、「素直になってくれてありがとう。」と耳元で囁かれた。
俺の好きな声が、近くで聞こえて、
ドクドク と、どちらのか分からない心臓の音が聞こえて、
大好きな伊野尾ちゃんが俺を抱き締めている。
「やまちゃんが今まで言ってくれた分以上に俺はこれからやまちゃんに好きって言うよ。
大好き。」
じゃあ俺もその分愛を届けよう。
冗談交じりの本気なんていらない、
それが確実に本気に変わった日、
お互いの気持ちがひとつになった。
end
.
バタバタしてて伊野尾ちゃんのお誕生日ちゃんと祝えなかった ……… (T_T) お話も沢山考えてたのにな。
あ、でもでも23日に京セラで29歳の伊野尾ちゃんに会いに行って来ました！
やっぱり可愛い ……
ずっと可愛い伊野尾ちゃんでいてください ！
私の大本命くん！すきすきすきーー！(^_^)♡
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なすも(プロフ) - shootingstarhapさん» ほんとですか！嬉しいです！これからもどうぞよろしくお願いします＾＾ (2019年6月15日 21時) (
レス) id: 457ac5cab4 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やまいのさんもいのやまさんもどちらのお話しも好きです(^^)キュンとしました(^-^) (2019年6月15日 0時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすも | 作成日時：2019年6月9日 14時
