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「明日の伊野尾ちゃんのご予定は？」
「明日？明日は確からじらーだけかなぁ、」
「実は俺も、昼からなんだよねぇ、」
俺の頭を撫でてそのまま頬へと手が下がる。
いやらしく撫でてくるこの手が俺にとっては気持ちよくて仕方ない。
あー… 、お前あれでしょ。
雰囲気から作るタイプ、でしょ？
「だからなに、」
「わかってんでしょ、伊野尾ちゃん。」
「………… 知らねぇ。」
知らないふりでもしようととぼけてみせたけど、
勘のいいやまだにはやっぱ通用しないみたい。
「……… へぇ、内心めっちゃ喜んでんのにね？
俺のが欲しくてどうせうずうずしてんでしょ？下。
足もじもじさせてんのバッレバレだから。
ジョーク言うならもっとそれなりの演技したら？」
別に、そこまで言わなくてもいいじゃんか。
でももう、俺の内心全部読まれてるからこれ以上嘘ついてもとぼけても無駄だよね。
それなら、と素直にやまだの首に顔を埋めた。
俺と一緒のボディソープの香り。白くてもちもちしてるこの肌は俺をどうしても ソッチ の雰囲気に陥れる。
「やーっと素直になったね」
「うるさ、っ、ん、ぁ」
「…… 今日は酷く荒くしてほしい気分だったり？」
「、っ！なわけ！」
「じゃあ俺にそんな口きかなーい。わかった？」
ほんと、何様だよコイツ。
それでも、そんな彼にゾッコンな俺は素直に従う。
「… はい、」
「ふふ、よろしい。」
じゃあ、行こっか。
俺を立たせて右手を取り、寝室へと向かう。
決して長くもない廊下が、この時だけ長く感じてしまうのはなぜなのか、
あぁそうか。
「もう伊野尾ちゃんのこんなになってる、」
「… っ、はやくやまだのちょーだい？」
素直に待ちきれないバカな俺がいるからだ。
end
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なすも(プロフ) - shootingstarhapさん» ほんとですか！嬉しいです！これからもどうぞよろしくお願いします＾＾ (2019年6月15日 21時) (
レス) id: 457ac5cab4 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やまいのさんもいのやまさんもどちらのお話しも好きです(^^)キュンとしました(^-^) (2019年6月15日 0時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすも | 作成日時：2019年6月9日 14時
