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嘘だってわかってた

でもそれに気づいてしまったら自分がおかしくなっちゃいそうで気づいてないふりをした


そんな醜い自分はすごく嫌いだったけどどうにもできなくて。

タイミングよくかかってきた電話のせいにして楽屋から出て、電話に応じる


相手は最近会えていなかった親友でしばらく話をした後また会おう、と予定を立てて電話を切った。



久々すぎてなんとなく嬉しくて、なんとなく心が軽くなった気がして

そう言えば最近強くなったゲームのこと、裕翔にでも話そうかなんて思いながら楽屋の扉を開けた




なぜか一斉に俺へ向いた視線と、重い楽屋の空気


薮「…なんかあった?」

知「宏太、…なんでもないよ、
ただ真剣にスマブラのキャラどれが一番強いか話してただけ」



そう言ってわらった知念に安心して、それなら俺も入れてよ!と笑いながらいうとだって急にいなくなるから!なんて笑ってくれる


薮「で、誰が強いってことになったの?」


知「今の所はピカチュウ」

薮「…え?」


知「嘘」

薮「びっくりした、
まあピカチュウは侑李に似てて可愛い」

知「え、どこが似てる?」


薮「…全体的に見て人々が可愛いって思うとこ」


知「ごめんわかんない」

薮「俺最近の侑李の塩対応好き」


知「え、こうたドMだっけ?」


薮「いや、これは侑李に限るから」


知「僕に限るって、宏太僕のこと好きなんじゃないの?本気で」

薮「あー、好きかも」

知「え、」

侑李が嘘っぽく笑ってそういうから、俺もそれに乗っただけなのに好きかも、というと驚いた表情を見せた侑李にどうした?と問いかける


知「あ、いや、
好きなんだ?」


薮「おう、最近侑李といるの楽しい」


知「…なら、今日ご飯行く?」


薮「お、いいの!?」

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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます!自分もセロリさんの作品が大好きです!更新頑張ってください! (2019年8月26日 19時) (レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください! (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青空の青さ | 作成日時:2019年7月9日 2時

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