･ ページ21
大我side
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
朝6時に設定しておいた枕元の目覚まし時計が鳴り響く。
「んんっ、」
手探りで時計を止めて目を開く。
『んー、、、』
眉間にシワを寄せて眠気と格闘している彼女の姿が目に入った。
昨晩、歓迎会にいった彼女を迎えに行って強引にここへ連れてきたのには理由があって。
俺は彼女と出会ってから今までのことを歌にした。
それを一番に聞かせたくて。
まだ彼女には内緒だが、今後も続編というものを作っていこうと思っている。
歌の最後。
-俺がでっかくなるまで待っててよ-
いつかは、
-でっかくなれたよ待たせたね-
って歌詞にできるように。
死ぬ気で頑張るんだ。
「おはようAちゃん」
『おはよう、、』
「んふ、眠そう」
『眠いー、』
いつもとは違ってふわふわした彼女に新鮮さを感じながら、
布団の中に潜ってしまった彼女を引っ張り出す
「お仕事でしょ？」
『んー、起きる』
むくり、と起き上がった彼女は完全に開ききっていない寝ぼけ眼を擦りながら布団から出た。
「朝御飯どーする？」
『昨日買っておけば良かったね、冷蔵庫何もないでしょ？』
「、ないね。俺なんか買ってくるよ。仕事の準備しといて？」
『ありがとう、いってらっしゃい』
「ん、いってきます」
適当にコンビニでパンを買って家に帰る。
帰ればもうすでに彼女はメイクを終えて私服に着替えていた。
『これ、ありがとう』
綺麗に畳まれた俺の部屋着。
「うん、またここ来たら着てね」
『あー、なんかすけべな顔してる笑』
「んー？笑」
彼女と一緒に暮らせたら毎日こんなにも楽しい朝を迎えられるのだろうか。
どんどん妄想が膨らむばかりだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 726人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョコレートボール(プロフ) - あやみんさん» ありがとうございます！！；；そう言っていただけて本当に嬉しいです；；頑張ります！これからもどうぞよろしくお願い致します！ (2021年1月25日 16時) (
レス) id: f2bd30b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
あやみん(プロフ) - このお話大好きです！更新がされるのが楽しみで仕方ありません！応援してます(*^^*) (2021年1月23日 22時) (レス) id: 57ee6bf285 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートボール(プロフ) - soraさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！とっても励みになります；；今後ともどうぞよろしくお願いします…！ (2021年1月17日 18時) (レス) id: f2bd30b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
sora - とっても面白かったです。更新待ってます。 (2021年1月11日 6時) (レス) id: 81efce74d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコレートボール | 作成日時：2020年12月16日 18時
