吸血鬼との日常【橙】

39話 ページ41

Aside

　『ジェルくん？！』

トイレから帰ってきたら、倒れて吐いているジェルくんがいた。

　『1人にさせちゃってごめんね…』

ジ「ん…最近調子悪いなぁ…気をつけないとなぁ…」

私は、なーくんの帰りを待つ。

な「ただい…ジェルくん？！」

　『あのね、なーくん。2人ともいなくなる時間を無くそう』

な「そうだね…拭かないと。ジェルくん、大丈夫？」

ジ「大丈夫かなぁ…しばらく寝るわ」

　『うん』

もしかして…ジェルくんは睡眠が取れていないのかもしれない。苦しくて、苦しくて寝れてなかったりするのかもしれない。

　『ジェルくん、最近寝れてる？』

ジ「言われてみれば、そんなに寝てないかもな…苦しかったりするし」

　『それだよそれ。ちゃんと睡眠とってね？』

ジ「おう…ありがとな」

感謝なんていらないよ…

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