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9話 ページ11

Aside

ジ「_きろ〜!起きろ〜!学校やで〜!」

 『ん…おはようございます』

朝から凄い元気なんだけど…

ジ「寝起き可愛いわぁ…ってそれより!もう遅刻するで!」

 『まじぃ?!やばいやばい…』

本当だ…あと30分…

 『朝ごはんは…とりあえずいらないです!』

ジ「ほんまに…?」

 『大丈夫です!』

やばいやばい…準備…

 『ジェル先輩先行っててください!』

ジ「…お…おう」

ジェル先輩だけでも遅刻はして欲しくない…

よっし…ギリ準備終わった…

学校ー

ギリついた…危な。

あ…待って?これは嫌な未来だよ…?

鞄の中を漁る。

ガサゴソ…

 『弁当…忘れたんだけど…』

?「あらら…残念ですねw」

お。るぅちゃん。

 『るぅちゃん…朝も食べてないのよ私…』

る「どんまいです!」

 『ひでぇ…酷いわぁ…』

飢えて死ぬ運命なんだぁ…

終わったぁ…

4時間目ー

よっし。4時間目終わったぁ。

耐えたぞ私。でも…しょうがない…我慢しよ。

る「A〜!」

 『何…?』

る「ジェル先輩が呼んでますよ!」

 『まじぃ?動きたくないんだけど…』

る「行ったらどうですか?」

 『うん…行くわ』

ガラガラ

ジ「お!A〜」

 『何すか?』

ジ「ちょっとついてきて」

 『はい…』

ドサッ

いや…学校でお姫様抱っこはあかんて…周りからめっちゃ見られるじゃん…

ガラガラ

連れて来られたのは…空き教室。

 『何ですか?』

ジ「これ」

まっまさか…お弁当か?!

ジ「朝渡すの忘れちゃってな…ごめんな?」

 『いや別になんで私のために…』

ジ「そりゃあ…好きな人だから?頑張っちゃうやろ」

 『っ//』

やばい顔めっちゃ赤いわこれ…分かるよ。すごい熱いもん。

ジ「どうしたん?w顔めっちゃ赤いで?熱か?」

嘘ぉ…頬に手置かれたし…心臓が持たないって…

ジ「本当に大丈夫か?w」

 『だ…だだだ大丈夫です』

ジ「そうか?あ、それより…これ」

鍵?

ジ「合鍵。持っとかんと不便やろ?」

 『ありがとうございます…』

作業が早いて。やばすぎぃ…

尊いわぁ…まじぃ…

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れん - まさかのなーくんが! (2023年2月14日 14時) (レス) @page43 id: 2201e3642e (このIDを非表示/違反報告)
あまね - …最後のあたり、ゾクッとしました。いろんな内容が詰め込まれてて面白かったです!(^o^)! (2021年11月23日 9時) (レス) @page43 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆぅ | 作成日時:2021年1月22日 17時

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