ぴ た ご ら は う す ！2

れっつごー！ ページ1

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ピピピピと鳴り響く音にいつもは憂鬱な気分で起きるけど今日はひと味違う。


ちらりとだいちゃんを挟んで向こう側を除けば既に抜け殻のそこ。


さて、ぐっすりな息子を起こすまでに色々やってしまわないと。



「おはよぉひかる」

「ん、おはよ〜」



後ろからぎゅーと抱きつくと子供体温(笑)って笑われたから寝起きだから当然じゃん！と反撃。


わかったわかった、って頭を撫でてもらったから満足して支度に取り掛かる。


お弁当はひかるが作ってくれてるからそれ以外を俺が用意する。


タオルに着替えにベビーカー、それからだいちゃんお気に入りのぬいぐるみ。


よし、完璧。


俺もひかるも準備OK、そうとなれば後はかわいいあの子を起こすのみ。


……ってまあこれが一番の大仕事なんだけど。



「だーいちゃん、起きて〜！」

「……」



うちの子は寝起きが悪いのでこれくらいじゃ起きないのは百も承知。



「あれ？今日は早起きしてお兄さんするって言ったの誰かな〜？」

「んむ………まぁま…」



ぽてりともたれかかってくるだいちゃんはぽかぽか体温でもう一度一緒に寝てしまいそうになるけど。









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