運命的な恋煩い jg×in ページ25
jg side
初めはなんだか人見知りの先輩なのかなって思ってた。
「神宮寺くん？初めまして、だよね？(笑)」
一言一言、この人が紡ぐ言葉がキラキラと輝いていてまるで宝石のよう。
本人に言ったらするりとはぐらかされてしまったけど。
役とはいえがっつり抱きしめてもらったのがなんだか心地よくて。
ころころと変わる表情にかわいいなぁと思わされるまですぐだった。
役作りとして伊野尾くんの方が少し身長高いけれど、実際に普段の格好で会うと少し下に移動する目線がまたかわいらしい。
これでハグしたらどうなるんだろうなと思った時には既に体ごと動いていた。
「じんぐーじ、くん？」
「はい」
「え、これは、えと……」
「……え？」
伊野尾くんに言われてようやく気づく。
「わーー！ごめんなさい！」
「いや、ふふ、いいんだけど全然」
むしろ嬉しかったぐらい、なんてくしゃりとした笑顔で笑うもんだから。
きゅんきゅんとなる胸の音に正直になってみようかな。
未だ横でふわふわと笑っている先輩を、今度は自分の意思で抱きしめてみたいから。
もう少しだけ仲良くなってからアタックしてみようかなぁ、なんてね。
．
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すいのん(プロフ) - ゆ ｡さん» とてもとても嬉しいお言葉ありがとうございます！励みになります(;_;) (2023年4月5日 0時) (
レス) @page29 id: 2a4d715210 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ｡(プロフ) - 数少ないjgin小説ありがとうございます。主様の書き方がすごく好きで何回も見させていただいています！！ (2023年3月30日 18時) (レス) id: 132d25980b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すいのん | 作成日時：2020年12月31日 0時
