大切な仲間と共に ９

383話 ページ2

有岡side

んだっけか……


薮くんはこうなること……わかってたのかもしれないな……


有｢……薮くん。｣


薮｢？｣


有｢ここから逃げよ？薮くんここにいたらダメだよ！｣


薮｢大ちゃん……でも、お母さん……目の前に……いるよ？｣


有｢えっ？｣


俺が振り向くとお母さんがニタニタしながら立っていた。


薮くんに見せてもらっていた写真をすかさず自分のポケットの中にしまう。


母｢やっとみつけたわ……本当に苦労したんだから……大貴。どうなるか……わかってるわよね？｣
有｢……っ！｣


お母さんがなにか勾玉みたいなのを持っていた。


徐々に近づいてくる


母『この者の体内へすみこめっ！』


ピカーンっ！


光って終わったあと即座に俺の方へ入ってきた。


どくっ……どくんっ！！！


有｢うああああっ！！！いやぁぁあああ！！！｣


薮｢大ちゃん！！！｣


やばいっ！！！なに……こっ……れ……


そのまま俺は意識をなくした


それからどうなったかなんて、分からない。
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薮side


大ちゃんが倒れて支えに行っていると大ちゃんの中からなにかが飛び出した。


白い丸いポワポワしてるかんじだった。


母｢……いくわよ。｣


薮｢……はい。｣


どうしてもほっておけなくってお母さんに黙って握ったらその光が俺の中に入っていった。


薮｢……？｣


なんかよくわからなかった←


大ちゃんを軽々お母さんは持ち上げてひたすら来た道を帰る。


がちゃん


薮｢……｣


大ちゃんをベッドの上に寝転がして何かを繋いでいた。



“こ、……た！！……こ……う……宏太！”



薮｢！？｣


フイッ


振り向いてもここにいるのは俺とお母さんと大ちゃんだけ。


さっきの声って……なに？



“……聞こえてるのか？聞こえてたら咳して？”



薮｢……ケホッ｣←


母｢？｣


薮｢！？｣


母｢風邪かしら？｣


薮｢ﾌﾙﾌﾙ｣←



“俺のことは後で話す……とりあえずお前の記憶がないことはわかった。名取……いや大ちゃんがポケットの中に入れている写真を宏太は肌身離さずもっておけ”



薮｢……ｺｸｯ｣



“聞こえた？”



薮｢ケホッ｣←
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移行完了です！！！



お願いします！！！(*´ ˘ `ㅅ)

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