二人の記憶 ページ6
カレンside
リナリア「ただいま〜。」
カレン「あ、お帰り、リナリアちゃん!」
リナリアちゃんが散歩から戻ってきた。
リナリアちゃんはとても楽しそうな笑顔だった。
マシュ「先輩、何か嬉しいことでもありましたか?」
リナリア「うん!素敵な人と出会ったの♪」
カレン「そうなんだ!どんな人?」
リナリア「ティキっていうの♪」
カレン「…!?ティキって、まさかティキ・ミック!?」
リナリア「!?そうだけど…何で名前わかったの?」
カレン「あれ?わたしは…一体…?」
マシュ「先輩…?」
リナリア「あ、ううん!大丈夫。」
カレン「何時ものやつ。」
マシュ「そうですか…。」
実は、わたしたち、「自分が何者なのかがよくわからない」のです。
例えば、わたしは、幼い頃の記憶が、「唯一の肉親である兄」との思い出や「大好きな両親と妹」との思い出など、記憶に矛盾が生じているのです。
同様に、リナリアちゃんは、幼い頃の記憶が「今は亡き優しい養父」との思い出や「優しい家族や親族」との思い出でなど、やはり記憶がおかしいのです。
正直、わたしは不安で仕方ありません。
だけど、リナリアちゃんはあまり気にしていない様子です。
カレン「…。」
リナリア「大丈夫ですよ、カレン。貴女には、わたしがいますから。」
カレン「…ありがとう、リナリアちゃん。」
マシュ(微笑み)
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オレンジジュース(プロフ) - ありがとうございます! (2019年5月11日 20時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
リバイア - オレンジジュースさん» 見ました! (2019年5月11日 19時) (レス) id: 84911d4645 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジジュース(プロフ) - リバイアさん» はい!今後の展開をお楽しみに! (2019年5月10日 21時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
リバイア - オレンジジュースさん» 見ました! ついにマスター・エクソシストが…!! (2019年5月10日 21時) (レス) id: 84911d4645 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジジュース(プロフ) - リバイアさん» リナリア「ウェヒヒ///ありがとうございます!」 (2019年5月10日 15時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
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