才能だけはあるんや。【忍たま乱太郎】

金目のものなんてねぇよ！ ページ8

「……やったな！A！」


『はい…！』


ーーーーー

こうして実習も無事終わったので帰ろうと山道に入ったところでトラブルが発生しました〜！

わっしょーい！

さっさと帰らせろー！

このクソ野郎！


そうです。なんと山賊が出たのです。



「さあ！金目の物を置いていきやがれ！」



金目のものなんてねぇよ！
なめんじゃねぇぞ！


とりあえず睨みつけよう。



「おいそこの女！！なんだその目は。そうだなぁ。お前でもいい。お前がこっちへ一緒に来るなら見逃してやろう」


『え。気持ち悪っ！もう少し顔が良かったら考えたかもだけど。竹谷君の方が数億倍は顔がいいね。と言うか私が行ったら私は見逃されないじゃないか。ふざけるな』



やっべ。思ったことがつい口に出てしまった。

これは怒らせちゃったな。

いやでも仕方がない。事実だし！

それに今からお前を誘拐してやろうみたいなこと言われたら誰でもこうなるだろ。

うんうん仕方ない！！



「黙って聞いてりゃ生意気な…！野郎ども！連れて行け！」


「そうはさせるか！」



イケメン竹谷君！

やっぱりお前はイケメンなんだな。
しゅき♡


せっかくイケメンに助けてもらえるから助けてもらいたいところだけど。

今日はいろいろ助けてもらっちゃったから私が片付けるぜ！

いろいろって言うのは…いろいろな。察してください。



『ごめんね竹谷君。これは私でなんとかするよ。このお団子、持っててくれないかな？』



竹谷様は超絶優しいイケメンなので断ってきたけどゴリ押した！！

ゴリゴリゴリラ！！

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