才能だけはあるんや。【忍たま乱太郎】

・ ページ23

『あ、あの…尾浜さーん』


「あ！Aー！」


『おまたせしました…！』


「全然待ってないよ。俺も今来たところー！」



そう言って微笑む尾浜さん。紳士すぎる。

たとえ嘘だろがなんだろうが紳士すぎて泣きそう。


ーーーーー

「よーし。お使いも終わったし、町でお買い物だー！」


『お、おー！』



可愛いかよ。お買い物だー！て。可愛すぎる。

好きだぁあああああああああああ！



「あ、ねぇねぇ。あそこのお饅頭屋さんのお饅頭美味しんだー。買って行かない？」



ねぇねぇ！？可愛いかよ！

好きだぁあああああああああああ！

ガチ可愛いやん。



『あ、はい！』



ーーーーー

そこから私は尾浜さんと共にお買い物デートを楽しんだのでした。

いいだろ。羨ましいだろ。HAHAHA


さぁ日も暮れてきたしお買い物も終わったし帰ろう！というときのこと。

私の目に飛び込んできたのはずっっと欲しかった簪…！！



『あ、あの尾浜さん！ちょっと欲しかったもの見つけたので買ってきます！30秒で帰ってくるのでちょっとここで待っててもらえませんか…？』


「わかった。待ってるねー！」



はぁかわいい。

優しい。

好き。

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