才能だけはあるんや。【忍たま乱太郎】

それはもう走り高跳び。 ページ1

みんなー！

こーんにーちわー！！

天川お姉さんと……Aお姉さんと！…あまちゃんお姉さんと…私お姉さんだよー！！


はぁ。


友達欲しいな。


あ、画面の前で寝っ転がりながらスマホを見ているであろうあなた。

友達になろう。


おーけー？よっっしゃ！ありがとう愛してる。大好き結婚しよう。



ってそんなことは置いといて。

私は某忍術学園の5年生です。

保健委員会に所属しています。

とってもキューティクルな女の子です。


さて。私の同級生、もとい輝かしい5年せいーずは今日も輝いています。


常に負のオーラを放ちながら道を闊歩している私とは大違い。

いいなぁ。あの輪の中に入れたら楽しいんだろうなぁ。


そんなことを思いながら今日も平凡な1日を過ごす予定でした。



だがしかしでもbut。

午後の授業で事件は起きた。


私がごごてぃーを頭の中で啜りながら授業を受けていた時のこと。

爆弾が投下された…


てぃーちゃー曰く、

・明日実習やるよん
・いろは合同だよん
・2人1組だよん
・カップルのふりをしてねん
・町の人にカップルだと思われたら実習終わりだよん

だそうだふざけるなぶん殴るぞ。

詰んだ。

ここにきて私の人生は14年という青春を謳歌しきれていない年で死ぬんだ。

元々青春なんて謳歌してないけど。
できないけど。


というか物語始まってまだ1話目やねん。

ハードル高すぎるねん。

ハードル高すぎてもうそれは走り高跳び。

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