祈り ページ19
再びAは真っ暗な空間にいた。
A(リリア…私に『つりあわない』と言ったその理由は…結局なんだったのですか…？)
その理由がますます分からなくなる事がリリアとの距離がさらに遠くなっていることを錯覚させる。
Aは、あの悲しそうに想い人を見つめるリリアの顔を思い出しながら知らないうちに涙を流していた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
リリア「…という事じゃよ」
シルバー「俺達と同じ名前で同じ姿…それで親父殿は俺たちをあの塔へ近づけさせなかったのですね…」
セベク「では…今のAさんは…レイさんの…生まれ変わりなのですか！？」
2人が今の話を整理していると「それは少し違うな、セベク」という声が降ってきた。マレウスが魔法を使って談話室に来たようだ。
セベク「若様、それはどういう意味ですか？」
マレウス「祈りが叶ったとしても、その見返りはとても大きい。Aには前世の記憶などないし、感情が乏しくそして微妖精…レイさんの生まれ変わりではあるがアイツにそのような記憶がないのなら『A』でしかないのさ」
シルバー「でも、どうしてレイさんの生まれ変わりがAだと分かったのですか？レイさんの後だって女性の当主はいるでしょうし、マレウス様に至ってはレイさんにすら会っていないですよね？」
シルバーがそう質問すると、リリアが答えた。
リリア「それはのう…レイの『祈り』と手紙のおかげなんじゃよ」
リリアがレイからもらった手紙をしまうと、再び語りだした。
…今度は目を輝かせながら。
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Fの小説(プロフ) - 星猫さん» 合作は作者の手の状態が悪いのと、合作をしたくないという勝手な理由により必ずお断りしています。ごめんなさい… (2021年3月2日 23時) (
レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月2日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年3月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - 瑠李さん» ありがとうございます！更新遅いですが、頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年12月26日 16時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新楽しみに待っています (2020年12月25日 0時) (レス) id: 39848ca80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fの小説 | 作成日時：2020年11月20日 6時
