鬼殺隊の最強戦力はまさかまさかの最年少！≪参≫

鬼と眠りと ページ6

NOside

車掌さん「切符…拝見します…」

列車を知らなかった炭治郎が、不思議そうに車掌を見つめる。
炭治郎「何ですか？」

煉獄は、そんな炭治郎に対して説明をする。
杏寿郎「車掌さんが切符を確認して切り込みを入れてくれるんだ」


炭治郎「(んっ？なんだろう嫌な匂いがする…)」
だが炭治郎は何かいやな気配に気付きかけていた。

車掌さん「拝見しました…」


杏寿郎「！！車掌さん！危険だから下がってくれ！

火急のことゆえ帯刀は不問にしていただきたい！」


炭治郎「(早いっ、俺が気付いたときには既に戦闘態勢に入っている！！

これが、柱！！)」

ここは煉獄に任せて、いざという時に困らないように、自分の刀とAの刀を席の下に隠し、再びAを抱き上げる。

杏寿郎「その巨躯を！！隠していたのは血気術か！気配も探りづらかった

しかし！罪なき人に牙を剥こうものならば

この煉獄の赤き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす！！」


『炎の呼吸壱ノ型不知火』


炭治郎「すげえや兄貴！！見事な剣術だぜ！おいらを弟子にしてくだせぇ！」


杏寿郎「いいとも！！立派な剣士にしてやろう！！」


善逸「おいらも！」


伊之助「おいどんも！」


杏寿郎「みんなまとめて面倒を見てやる！」


炭治郎「煉獄の兄貴ィ！！」


善逸/伊之助「兄貴ィ！！」



ドサッ



これまでの事件の主犯である鬼が、動き出す―――――


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大正コソコソ噂話
A初めて列車に酔って眠ってしまいましたが、炭治郎が自分の切符と一緒にAの切符を渡したため、車掌さんは炭治郎とAの切符を重ねて切り込みを入れています。


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