何時もの日常 ページ8
【SIDE:レイヴァ・テルヴァイト】
俺は今日もいつも通りに生きている
だって、俺はそれしかやることがないからだ!!
俺の何時もの行動としては水を飲む、図書館に行く……
これ……だと思われる……俺、実は何もやってないな?
「はあ……まだなのか?会えないの?」
ここに来て思うのはそのことだ
何時もそればかりを考えてる、何時からか俺はここで誰かを待ってる
どうして?理由は俺自身もよく分かっていない
まあ……多分いつか会えるからいい……多分ね
「テルヴァイト様、読書中失礼します」
「あっ……サタンが呼んでた?」
「はい、つきましては向かってほしいとお伝えに」
「ありがとう、分かったよ……向かう」
サタンが俺に用があるなんて……人間関係かな?
俺は人間に対して友好的、親切だからね……
ただし、天使絶許過激派だから
「とりあえず……早く行こ……」
俺は図書館の外へ行き
黒く塗り変わってくれた羽を広げて王宮まで飛び立った
王宮は相変わらずすごく不気味ですごく大きくすごく立派だ
俺は顔パスみたいな感じでどんどん進んでいく
大きな扉がひとりでに開く
そこにはあいも変わらず俺と似ている見た目だが
明らかに異質な見た目をしている魔王、サタンがいた
「サタン……何かよう?いきなりだったから……少し驚いた」
「あはは、それはごめんね〜――さっそく本題に移ろうか
レイヴァ、今回も任務だ、もう一度地上に行ってほしい」
「何で……また?前回は二年前だよ……
いくら何でももう少し休みをちょうだい」
「まあ、レイヴァが言っている事はごもっともだと思っているよ
でも、君以上に純粋にヒトの事気に入ってる子はあまりいないでしょう」
「たしかにそうだ……でも……」
「レイヴァ」
断るなんて許さないつもりだよ、といっているように感じる
裏を返せば“僕に逆らうつもり”といっているようなものである
そんなわけない、誰が断るか……誰が断れるか
「わかりました……やります……
このレイヴァ、その任務を精一杯取り組ませていただきます」
「ありがとうね、レイヴァ」
ニコっと笑う
彼がどういう経緯でこの場所にいてこの場所で生きていたのか、
まあ、今考えていても俺にはわからないこと
だから、俺は今目の前にあることをしよう
なので、煉獄列車へ向かいます
テクテク歩いてヒュンヒュン飛んで
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桜吹雪(プロフ) - 更新しました (2022年6月30日 17時) (レス) id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 更新します (2022年6月30日 16時) (レス) @page26 id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 更新しました、一つ非公開にしています、ごめんなさい、明日には完成させます (2022年6月29日 22時) (レス) id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - お久しぶりです、少し今ある話を他の話に影響しない程度に内容を厚くするために更新します (2022年6月29日 20時) (レス) id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 更新しました! (2020年6月28日 21時) (レス) id: efc9fd7292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキノシタ x他5人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/bbs/t%3A「貴方が悪魔として生きる日々」/8814195/res#topicto...
作成日時:2019年8月1日 20時