やすと大倉と時々倉子ちゃん ページ1
緑side
すっかり遅くなっちゃったな。
リフレッシュのために旅行に出たのは良かったのだけど、あれもこれもやりたいとやり続けていたら、2ヶ月もの時がすぎていた。
やすから、泣きが入った。
「いつ帰ってくるんだよぉ〜(泣)」
「ごめん、ごめん。
なるべく早く帰るから、また連絡するわ。」
大切な彼女?を泣かせては男が廃る!
てなわけで速攻で帰ってきた次第で。
突然帰ってきたら、びっくりするかな。
おみやげもたくさん買ってきたし。
「ちょっと、そんなとこで立ってたら邪魔でしょ。どいてくれない?」
店の入口で立ちつくしていた俺に一人の女性が声をかけた。
「だから店に入るのに、邪魔だって言ってるの!わからないの?」
まさか自分の店に入るのに、邪魔って言われるとは。
「あ、すいません。」
俺は横によけるとその女性は店に入って行った。
やすのお客様なんやろうか。
少し時間をおいてから、店のドアを開けた。
「たっちょんのことだったんだ。(笑)」
俺の姿を見たやすが大笑いしている。
「せっかく早く帰ってきたのに、なんやねんな。(怒)」
「ごめん、ごめん。」
「ということは、まさかあなたが?」
「そう、この店の主であり、大切な友人の」
「大倉忠義です。
っていうかさ、これはどういうことなのかな?やす、説明してくれるね。」
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作者名:niko | 作成日時:2019年12月27日 22時