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チョコレートに愛を込めて�� ページ37
おーくらside
チョコレートディスコ、
チョコレートディスコ、
チョコレートディスコ、
チョコレート、ディスコ〜。
「なぁ、やす〜。」
「ん？」
「何歌ってんねん。」
俺はまだベットでグズグズしてるのに、
やすはちゃんと着替えて鼻歌を歌いながら
何かしている。
「え？
Perfumeやん。」
「また、なんで？」
「だってもうすぐやん。」
「だから、何が？」
「もう、おくらのあほ。」
えー、やすにあほ言われた。(泣)
俺のバカ、バカ。
早く思いださなきゃ。
チョコレート？
チョコレートね、
チョコレートだよね、
ん、チョコレート！
わ、わかった。
あれやん。
年に一回、
男がドキ ドキする日。
バレンタインやん。
やす〜もしかして俺のために作ってくれてる
ん？(喜)
まじ？
嬉しすぎるやん。
「やす？
何してるん？(ドキ ドキ)」
「ええもの作ってるんだよ。」
「ええもの？
見に行っていい？」
「ダメ！」
「えー、やすのけち。(笑)」
「はい、けちでけっこうです！」
「ぶー。」
「だって今みたら、出来上がった時につま
らないやん。」
「そりゃそうだけど、さ。」
「はい、もうすぐ出来るから、
一人でベッドで待っててください。」
「嫌や、一人のベッドは寂しいやん。(泣)」
「泣いてもダメやで。」
「ふぁーい。」
仕方がないので
俺は布団をかぶって、ふて寝をした。(笑)
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作者名：niko | 作成日時：2020年12月21日 21時
