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『皆凄いな…文武両道ってやつだ!』

龍「まぁ、勉強もしっかりしないと教官に怒られるし、必死だったな」

部屋着に着替えた龍崎くんが戻ってきた。

光「龍崎おっかえり〜」

『帝国行ってる龍崎くん凄いね!日本一頭がいいんでしょ?』

龍「皇児でいい。一応そう言われているが…帝国学っていう専門の教科があるくらいか?」

磯「授業に射撃があるって聞いたぞ」

光「昼飯ビュッフェなんだろ?」

白「成績が悪いと懲罰室というところに行かされるらしいです」

『え、凄いけど怖…』

龍「否定したいけどその通りだから否定できねぇ…」

『でも勉強する環境は整ってそうだしいいかも。』

光「麗奈まじかよ…」

韓国では勉強第一なので、自分的には勉強優先な高校を選びたいと思っている。雷門中は中学だけだからという理由で選んだが、学力は正直そこまで高くはないので心配だ。

龍「そういえば麗奈は雷門中に通うんだっけ?」

『うん。学校をじっくり選ぶ時間がなくて、とりあえず中学だけある雷門中にしたの。高校じっくり選びたいし。』

白「雷門中…剣城のいるところ…」

『剣城?』

磯「元シードだ。俺達は雷門中に負けたのさ。今年のホーリーロード優勝校だ。麗奈さんも通うようになったら分かると思うが、雷門中サッカー部は有名だぞ。」

『へぇ〜お兄ちゃんもそんなような事言ってた様な』

ガシャン

浪「野郎共!ただいま帰ってきたぜ〜!」

光「よーやく浪川が帰ってきた!!お腹空いた!!」

最後の住人である浪川くんが帰ってきたようだ。

ガチャ
浪「ただいま!!………ってな、な、なんで女がいる んだ?!」

龍「おかえり。今日から一緒に住む事になってただろ?」

浪「あーー…そういやそうだったな!!俺は浪川蓮助!よろしくな!」

『よ、よろしくね。浪川くん。私は亜風炉麗奈です。今日からお世話になります。』

浪「俺の事は蓮助でいい。」

白「俺には浪川さんのテンションについていけない…」

磯「お前も同じようなもんだろ…」

白「それは絶対ない!」

浪「白竜お前!俺の事馬鹿にしてるだろ!」

光「そんなことよりお腹空いたァァ!」

浪「そうだった。今日は俺が夕食当番だったな。よし、野郎共!俺様が最っ高な飯を作ってやる!」

龍「俺も浪川のテンションについていけないわ…」

こうして皇児と蓮助が加わり、私の日本での新生活が始まった。

今は丁度夏休みに入ったところ。

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作者名:momo | 作成日時:2022年7月22日 21時

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