『銃兎ぴょんぴょんって跳ねて』 銃兎「やる訳ねえだろーが!」 『でも左馬刻が銃兎はせーふ?の犬だから何でもやるって』 銃兎「ちっ、あの野郎覚えておけよ....」 ページ16
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二郎「そっか」
きっと今の妙な沈黙で二郎は何かに気付いている筈。
でもあえてそれを追求してこない二郎に感謝しかない。
『...ありがとね、二郎』
二郎「おう....あ、俺ねーちゃんの彼氏に立候補すっかな」
クレープも食べ終わり歩きながらどんよりとした空気を明るくするために二郎はそんな事を言う。
それが何だか可愛くって。
私はさっきの暗い気持ちなんてどこかに行ってしまった。
『え、旦那さんには立候補してくれないの?』
二郎「うっ...それもあったわ」
二郎のそんな優しさに胸が熱くなりながらも二郎の話に乗ってあげる。
その考えは無かったのか二郎はううと唸りながら「どっちにも立候補しとく」と呟いた。
『私の旦那さんはどんな人だろうなー....』
二郎「ねーちゃん俺へこむからそんなこと言うなって...」
未来の旦那さん象を二郎に話していると肩を落としながらもそれを聞いてくれる二郎。
ずっとこんな幸せが続けばいいな。
そんな思いを胸に、二人で家へと向かった。
『左馬刻、人参とピーマンの野菜炒めあげる』 左馬刻「うっ、俺今腹減ってねえんだよな...」 『そっか...銃兎に左馬刻は人参とピーマン好きって教えてもらったから作ったのに、』 左馬刻「やり方が汚えぞ銃兎!」→←『さっき三郎に会いたいって女の子来たよ』 三郎「そうなんですか?」 『可愛かったから"三郎はいません"って言っちゃったごめん』 三郎「いえっ嬉しいです姉さん!」 一郎「それでいいのか三郎」
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時