(35)連続 ページ37
角馬「幽谷のシュート炸裂!2対1、尾刈斗中、点を返しました!」
円堂「これが天空の言ってた、足が動かなくなるってやつか」
豪炎寺「何だったんだ、今のは?」
染岡「チッ……。取られたら、取り返す!」
豪炎寺を押し退けて、強引にドリブルして行った。
豪炎寺「待て染岡。ヤツらはどこかがおかしい!まず動きをよく見るんだ!……くそっ」
注意するも、染岡はそれに耳を傾けずに1人で敵陣へと攻め込んで行く。
「また突き放してやる」と染岡が言った途端、相手のGK鉈が不規則に手を動かす。
その動きを見た染岡は一瞬躊躇するも、苦し紛れにドラゴンクラッシュを放った。
しかし、鉈の作り出したゆがむ空間によって、吸い寄せられるようにボールを止められてしまった。
染岡「なっ、バカな!」
豪炎寺「なんだ今のは?!」
鉈「これぞゆがむ空間。どんなシュートもこの技には無力……!」
止めたボールを、鉈は大きく返して幽谷にパスを出した。雷門中の陣地はガラ空きになっていて、カウンターを狙われてしまった。
風丸「しまった、みんな戻れ!」
幽谷「ムダだ。お前たちはすでに俺たちの呪いにかかっている。ゴーストロック!」
二度目のゴーストロックで、再び雷門イレブンの動きが封じられた。
聖悟「……使えねぇ司令塔だな」
円堂「クッソ……、またかよ……!」
振り払おうとしてみてもピクリとも動かず、その隙を突かれて追加点を取られてしまった。
・
・
聖悟「この状況は少し厳しいな。……ま、“あの人”のためにするんだから仕方ねーんだけど」
呟いたその人を示すように、天使と悪魔の羽が生えたサッカーボールのペンダントが、聖悟の胸元で、キラリと光ったのだった。
現在、スコアは2対2。染岡は焦っているのか、また1人で攻めて行く。
染岡「くそっ、呪いだと?まやかしだ!」
幽谷「そうかな?ゴーストロック!」
何度も止められている技なのに円堂がそれにまだ気付かないせいか、聖悟はもどかしくなってスパイクで地面を踏んで速いペースで鳴らしていた。
そんなことをしている内に、染岡はボールを幽谷に取られる。
75人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マナ - 雷雨さん» こんばんは…! (2021年6月15日 17時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 雷雨さん» 冬花ちゃんみたいに夢主の所に豪炎寺がやってきて話をするとかは? (2021年1月1日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 雷雨さん» ここではなんですので… (2021年1月1日 15時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
雷雨(プロフ) - ミヤさん» あ、どうぞどうぞ! (2021年1月1日 15時) (レス) id: b56424d09c (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 雷雨さん» ボートに書いていいですか? (2021年1月1日 14時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ