（２８）新しいシュート ページ30
染岡「(負けないぜ。豪炎寺には絶対負けない！)」
その気持ちがボールに伝わったのか、今度のシュートには青いドラゴンが見え、空中で蛇行しているかのようにゴールへと突き刺さった。
その迫力にみんなは呆然としていた。
栗松「すっげぇ……」
風丸「今までのシュートと、まるで違う」
半田「今、なんかドラゴンがガーッと吠えたような……」
少林寺「ボクもそんな感じしましたよ！」
円堂「染岡！すっげーシュートだったな！」
染岡「これが……これが俺のシュートだ！」
円堂「ああ！やったな！」
楽しそうに笑いながらサッカーをする雷門は輝いていた。
しかし、それくらいで喜べるほど、聖悟自身はおめでたい人ではなかった。
聖悟「たった1つのシュート打てるようになっただけで、あんなに喜べるのか……。
人間なんて、所詮そんなものだろうな」
円堂「あ……豪炎寺」
染岡「何？」
河川敷へと降りて来た豪炎寺は、何やら決心したような目をして口を開いた。
豪炎寺「円堂。俺……やるよ」
円堂「豪炎寺…！」
豪炎寺が入部すると言った途端に、みんな表情が明るくなった。
……しかし染岡だけは、まだ豪炎寺を敵視しているような目をしていたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マナ - 雷雨さん» こんばんは…！ (2021年6月15日 17時) (
レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 雷雨さん» 冬花ちゃんみたいに夢主の所に豪炎寺がやってきて話をするとかは？ (2021年1月1日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 雷雨さん» ここではなんですので… (2021年1月1日 15時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
雷雨(プロフ) - ミヤさん» あ、どうぞどうぞ！ (2021年1月1日 15時) (レス) id: b56424d09c (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 雷雨さん» ボートに書いていいですか？ (2021年1月1日 14時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
