一二三「俺っちは〜?」 『...一二三はスーツ着てない時の方が好き』 独歩「...良かったな、一二三」 一二三「うんっ...!」 ページ38
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『...ただいまー』
玄関を開け、聞こえるか聞こえないかの声でそう呟けば家の中に入る。
すると私が帰ってきたのを察知したのかどたどたと走ってくる音がした。
二郎「ねーちゃん、おかえり!」
『二郎ただいま』
凄い勢いで抱き着かれ、後ろによろけてしまいそうになるのを必死に耐える。
....いつもはこんなに甘えてこないのにどうしたんだろう。
そう思いながらも二郎を見つめていると私の考えていることに気が付いたのかむっとした顔つきになった。
二郎「ねーちゃん喉痛くて行ったんじゃねーか」
『もしかして、心配してくれたの...?』
二郎「当たり前だろ!!」
どうやら私が帰ってくるのがいつか分からないからずっとリビングで待機していたらしい。
私はよしよしと二郎の頭を撫でてあげると嬉しそうに微笑む。
二郎「でも姉ちゃん良いことでもあったのか?何か嬉しそうだな」
『...うん、友達出来た』
つい先程まで話していた二人の姿を思い出せば、自然と口角が上がる。
そんな私に気が付いたのか二郎は私を抱きしめる腕を少し強めた気がした。
独歩「お、俺は...?」 『ん、なあに』 独歩「そ、その」 『言わなきゃ分かんない』 独歩「ど、どこが好きなんだっ...って言わせるな...!」 『えへ、好きすぎて意地悪しちゃった』 独歩「うっ」→←寂雷「ふふ、私の好きなところはどこだい?」 『寂雷はいっぱい甘やかしてくれるから、そこ好き』 一郎「俺だって甘やかしてるのにっ...」 寂雷「一郎くん、元気出したまえ」
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琥珀(プロフ) - 海さん» 本当ですか!?実は私も一郎のそういうとこが好きなので、そう言っていただけるととても嬉しいです!笑 (2021年2月7日 16時) (レス) id: b5592373a4 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 話の題名的なやつに妹ちゃんがなんかしようとするorされるときに絶対一郎の牽制入るとこすこだわwwww (2021年2月7日 11時) (レス) id: f1b88e526f (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - るぅ(腐女s((殴さん» 前作も見ていただいたのですね...!とても嬉しいです!!これからもどんどん更新していくつもりなのでお楽しみにしてください! (2019年6月29日 19時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» 具体的な感想とても嬉しいです!これからの励みになります!!是非とも今後も応援宜しくお願いします。 (2019年6月29日 19時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(腐女s((殴 - キャバ嬢のやつですね!!あれもよきよきですしこのさくひんもいいし尊い!!!← それにおもしろいしほんとうにすきです!!!うしんまってるでやんす← (2019年6月29日 17時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年6月24日 17時