94話 嫌な予感 ページ5
ミーティング
円堂「それじゃあ、俺たちはイタリアに勝たないと決勝トーナメントには進めないかもしれないのか…」
春奈「はい。もし、イナズマジャパンがイタリアに負けもしくは引き分けになった時、アメリカがアルゼンチンに勝った場合、イナズマジャパンは決勝トーナメントへは進めません」
鬼道「次の試合は負けられない、ということか」
『フィディオは強いわよ。私も１対１では勝つ自信がないほどにね』
豪炎「戦ったことがあるのか？」
『戦ったことがある、というより元チームメイト、と言った方がいいかもしれないわ』
「「「元チームメイト！？」」」
『知っている人もいるかもしれないけど、フランスにいた頃、私はヨーロッパのチームを転々としていたの。その時に出会ったのがフィディオ、それにエドガー』
基山「それで、エドガーとは顔見知りだったんだね」
『ええ、そうよ。それに、私はハーフだけど、純血の日本人選手もヨーロッパにいるわよ』
円堂「えぇ！？日本人の選手！？」
『ふふ。どこかで会えるかもしれないわね。
おっと、話がそれちゃったね』
そういえば、ヒデ、ライオコット島にいるんだっけ。
ーーーライオコット島でね。
日本にいた時、そう言ってたな。
もしかして、オルフェイスに戻るとか？
もしそうだったら厄介厄介。
円堂「よぉーし！イタリア戦に向けて、練習だ！」
「「「おう！」」」
………
………………
グラウンド
『鬼道！はぁっ！』
鬼道へパス。
そこへ佐久間、不動が並ぶ。
佐久「不動、鬼道！皇帝ペンギン3号だ！」
鬼道「………くっ！そうはさせない…」
「「！！」」
鬼道は2人を無視し、ゴール前へきりこむ。
鬼道「でぁ！！」
円堂「くっ、はっ！！」
鬼道が打ったボールを円堂がキャッチ。
鬼道「くっ…。こんなんじゃだめだ…」
不動「なんだよ鬼道。1人でカッコつけやがって」
佐久「…………」
………
…………………
自室
『はぁー！今日も動いた動いた〜！』
(ｽﾞｷﾝ
『いっ！』
頭の中を誰かにギューッと握りつぶされたような痛み。
ｯ！痛い！
『…あ、れ。収まった…？』
1分も経たずに痛みは収まった。
『そういえば、今日はいつもより練習がハードだったわね…。
そのせいかしら？』
うん、きっとそうよね。疲れが出たんだわ。
『さ、明日に備えて寝ましょ』
私はこの時、重大なミスをしたことを後で後悔することになる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
