106話 伝承の鍵 ページ19
リカ「あ、月愛それ付けてくれてるんや！嬉しいわ！」
風丸「あれ？月愛、そんなブレスレット付けてなかったよな？」
『ああ、これさっきリカたちと会った時に貰ったのよ。確か、これの似たようなブレスレット、塔子が持ってたわよね？』
塔子「ああ、これ？やっぱ私には似合わないって思ってさ」
紫のブレスレットを出す。
春奈「あの！それ私付けてもいいですか？」
塔子「え？ああ、いいよ。ついでにあげる」
春奈「わあ！ありがとうございます！
うん、やっぱりカッコいいな〜。
冬花さん！付けてみます？」
冬花「え！私はいいですよ！」
春奈「あれ？」
冬花「どうしたんですか？」
春奈「取れないんです、これ…」
「「「え！？」」」
円堂「月愛！お前のは？」
『だめ！私のも取れない！
こうなれば、ハンマーでも持ってきて叩くか？』
風丸「やめてくれ！お願いだから！」
塔子「なにが伝承の鍵だよ！とんだ不良品じゃん！」
『え？これ伝承の鍵っていうの？』
夏美「まって！もしかするとそれは、ライオコット島に伝わる魔王伝説と関わりがあるかも」
「「「魔王伝説！？？」」」
………
…………………
夏美「これはライオコット島に古くから伝わるお話しよ。
遥か古代のこと、このライオコット島は天界と魔界が交わるところと言われていたの。天界の民と魔界の民は、互いに派遣を争い、長い戦いを繰り広げたけど、決着が着くことはなかった。
不毛に続く戦いを終わらせるために、彼らは人間が用いる力の優劣を決める手段で戦い始めたの。それがサッカーよ。
勝負の結果、天界の民が勝ったわ。そして、魔界のリーダーである魔王が封印され、長かった戦いは終わりを告げた」
円堂「すっげーなー！天界と魔界のサッカーか。本当にいるなら、俺試合してみたいなぁ…」
夏美「魔王封印後、天界と魔界の民はライオコット島中央にあるマグニード山に住み着いたと言われているわ」
土方「今でも、天界と魔界の民っているのかな？」
夏美「あくまでも伝承よ。でも、マグニード山に昔から住んでいる先住民の少年たちの中には、天界と魔界の力を操る事が出来るものがいるとも、言われているわ」
基山「不思議な力か…」
夏美「で、その伝承の鍵だけど…」
テレビに、伝承の鍵みたいなのが映し出される。
「「「！！」」」
『わお。そっくりだね〜』
吹雪「つまり、古代から伝わる本物ということ？」
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アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
