〜天照の一撃〜 ページ31
Aはボールを蹴り、又蹴り、何度も蹴って、ボールが通った跡が星形になると、空中で思いっきりシュートを決めた。
「アマテラスブレイク!!」
ボールはその星と、神々しい光と共にゴールへ向かう。
「太陽のギロチ…ぐわっ!」
技すらこっぱみじんに破壊したAの新技。
一瞬皆には技を放つAの後ろに神々しい何かが見えたが、本当にそれは一瞬だけだった。
ボールが大きくゴールネットを揺らすと____
「ゴーーーール!!
姫沢A、前半の空白を埋めるシュートだーっ!!」
「キャーーッ!!」
「最高だよーーっ!!」
「お前、いつの間に新技作ってんだよ…」
「早朝に練習して作ったの。
せっかくなら秘密の方が面白いでしょ?」
Aが人差し指の先をぐるん、と一回転させウインクを決めると、それと同時にヒロトの顔はそっぽを向いた。
「ちょっと?人が話してる最中でしょ?」
「うっせぇな、とっととMFは戻れ!(畜生、急にやるのは反則だろ!)」
「MFをバカにするの!?
良い?MFはチームの司令塔みたいな役割で、一番こなすのが大変で…
って、ちょっと!人の話は最後まで聞きなさい!」
試合再開。
残り時間はほんの僅か、あと1分程。
「行くわよ!
必殺タクティクス、『エンジェルローブ』!」
一星も加わりより強力になったエンジェルローブは、相手を簡単に惑わした。
ボールを容易く(たやすく)奪う。
「もらったわ!」
「おい待て!」
「はいぃ!?」
FW二人がどんどん上がっていくA(厳密にはボール…多分)を追い走ってきたので、Aはどよめく事しか出来ない。
「ボールよこせ!」
「…嫌だと言ったら?」
「力ずくで奪うまでだ!」
「なら余計逃げないと!」
「こら、待て!」
相手DFをスルーして突き進む三人。
残る相手はGKだけ。
「えぇい、一思いに!」
「おら、待て!」
「おいっ!」
三人が同時に飛びたつ。
「何やってんだよ、あそこは!」
「…往生際が悪い、っていうんですかね」
「ハハ……ま、いつも通り……」
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ヒメアミ - ちょこ。さん» あ、ごめん↓の忘れて…名前は(名前)ってやればいい話だわ…ごめんなさい… (2019年11月29日 20時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - ちょこ。さん» 全然良いよー!そんなに気に入ったんだね…面白いって言ってくれてありがとう!本当に嬉しい!て言うか、本名バレてる(汗)夢主さんの名前はどうするの?ちょこちゃんの本名? (2019年11月29日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。 - アミさーん。この作品忙しくて全然見てなかった(汗)でも面白いよ!募集企画でかいた芽亜ちゃん好きすぎて、夢小説かこうかなって思ってるんだけど、それにこの作品の夢主ちゃんかいていいかな?報告はもちろんするから! (2019年11月29日 17時) (レス) id: 1b784d6c95 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - りんさん» ありがとうございますありがとうございますありがとうございます…『めちゃくちゃ好き』ですって!?嬉しいよ〜TT応援ありがとうございます!これからも頑張ります!! (2019年11月20日 7時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです!応援しています!頑張ってください! (2019年11月19日 23時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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