〜一星兄弟のナゾ、解明〜 ページ22
ハーフタイム。
前半を終えた日本代表だったが、今かなりの状況に面していた。
「みっ、皆ー！お待たせ！！」
ゼエハア息を切らしているA。
「A！！」
皆が声を揃える。
「走って来たの！？」
「ううん。行きはタクシーだったけど、帰りは私のファン、って人から自転車貸してもらって全力で来たの」
「自転車あ！？」
「無茶してんじゃねぇよ」
「ま、間に合ったし結果オーライ！ね？」
「……まーな」
「超ベストタイミング、ですね」
趙金雲が怪しげに笑う。すると、Aが帰って来た事に気付いた観客達は＿＿＿…
「キャー！！」
「お帰りー！！」
「Aちゃーん！！」
「あはは…」
もう笑うしかないAだが、皆はそれどころじゃ無かった。
「んな事より、今ちょっとヤベーんだよ」
「えっ？」
「ホラ…」
明日人が手で指した先には、うずくまる一星が。
「えっ？何があった？え？」
混乱するA。
「さっきから、光とか、兄ちゃんとか…」
「兄ちゃん、怖いよ…誰、この人達…大丈夫だ、兄ちゃんが何とかするから…」
「…あっ！」
Aの頭上で、大きな豆電球が光り輝いた。
「…そういう事でしたか」
「えっ？」
皆からすれば意味のわからぬ言動も、Aからすれば薄々抱いていた推理を確証出来る手がかりだった。
Aの髪はなびき、今までに得た情報が断片的にAの回りを舞う。
「全てのナゾは解明されました！」
「現実はいつも稀有(けう)な物なのです！」の決め台詞で有名な某カトリー探偵の様に、Aが高らかに自信に満ちあふれて宣言する。
「…ええええ！？！？」
Aの放った一言に、全員の注目がAに集まる。
「光とサッカーがしたかっただけなのに…誰かを傷付ける真似までしたのに…」
「大丈夫。君は誰も傷つけていないよ。
少なくとも今日の試合ではね」
野坂がそう言うと、風丸と吹雪が登場。
「…えええええ！？！？」
「えっ？風丸さん、士郎君？？」
「主演男優賞もののリアルな演技だったろ？」
「痛がるふりをする特訓、なかなか楽しめたよ」
「演技…何だ、良かったぁ…」
Aが心底からの安堵の溜め息をついた。
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ヒメアミ - ちょこ。さん» あ、ごめん↓の忘れて…名前は(名前)ってやればいい話だわ…ごめんなさい… (2019年11月29日 20時) (
レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - ちょこ。さん» 全然良いよー！そんなに気に入ったんだね…面白いって言ってくれてありがとう！本当に嬉しい！て言うか、本名バレてる(汗)夢主さんの名前はどうするの？ちょこちゃんの本名？ (2019年11月29日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。 - アミさーん。この作品忙しくて全然見てなかった(汗)でも面白いよ！募集企画でかいた芽亜ちゃん好きすぎて、夢小説かこうかなって思ってるんだけど、それにこの作品の夢主ちゃんかいていいかな？報告はもちろんするから！ (2019年11月29日 17時) (レス) id: 1b784d6c95 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - りんさん» ありがとうございますありがとうございますありがとうございます…『めちゃくちゃ好き』ですって！？嬉しいよ〜TT応援ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2019年11月20日 7時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！応援しています！頑張ってください！ (2019年11月19日 23時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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