19の個性 ページ21
音本side
若に頼まれ私はAさんに
勉強を教えている
音本「文系が理系と比べると低めですね」
貴女「理系は答えが一つだけど
国語とかの文系って一つじゃないから苦手〜」
だが元々勉強が得意なのか文系も
採点してみると70以上は取れている
音本「点数は高いので項垂れることないですよ」
貴女「ほんと!?これでも学年で上位キープしてたからね!」
胸を張るAさん
音本「それは凄いですね」
貴女「だってさ?私を見下すくせに
私より頭悪いって考えると凄く惨めじゃない?」←
この人はたまに黒い事を言う
…こうやって見ているとどこにでもいる
女子学生にしか見えない
本当は家に帰りたい、学校に通いたい
ヒーローになりたいと思っているんじゃないか
音本「…家に帰りたい、学校に通いたい
ヒーローになりたいと思いませんか?」
貴女「一切思わない」
即答だった
貴女「家に帰れば親に殴られる、学校に通っても
友達なんてできない、困っている人を助けるなんて
いいながら助けきれてないヒーローなんてなりたくない」
無表情で淡々と口に出した
貴女「…なんで個性使うの」
少し眉間に皺をよせるAさん
音本「すみません」
今度は使わずに聞いてみた
音本「何故、若についてきたのですか?」
貴女「…私が無個性って知ってるでしょ?」
音本「はい」
貴女「親から『邪魔』『要らない』ってずっと言われてたの。
だけど…廻さんだけは違った」
Aさんは頬を綻ばせ言った
貴女「私が必要かって聞いたら迷わずに
『必要だ』って言ってくれた。」
私の目を真っすぐ見て言い切った
マスクの下で少し笑った
貴女「今笑った?」
音本「私だって人間なので笑います」
貴女「マスクされてちゃわからないよ。
私の前でならマスク外せばいいのに!」
そういいながら私のマスクに手を伸ばす
音本「だめです。若につけろと言われたので」
貴女「そういわれると外したくなる!」
ﾄﾞｻｯ
凄い勢いで私に向かってきたため共倒れしてしまい
私の上にAさんがいる状態だ
貴女「もう逃げられないぞ〜」
その時
ｶﾞﾁｬｯ
タイミング悪く若が帰ってきた
貴女「……。」
音本「……。」
治崎「音本……。」
若は手袋に手をかけ私に近づく
貴女「誤解だから!
私が音本さんのマスク外そうとしたら
共倒れしただけ!」
Aさんが必死に弁解してくれたおかげで
私は分解されずに済んだ
ただ、命令で1週間Aさんの
半径3mに入ることを禁止された←
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クリパ好き - 神…() (2022年10月13日 16時) (
レス) @page50 id: 5ac86cef99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばなな - ハイキュー影山のバカップルの話から来ました(*ノ▽ノ)私もヒロアカ、暗殺教室、ハイキュー、黒バス、文スト大好き好きです(。-∀-)これからも頑張ってください (2020年3月9日 10時) (レス) id: c696327d14 (このIDを非表示/違反報告)
まう(プロフ) - ルイさん» ('A`)人('A`)ﾅｶｰﾏ (2019年6月23日 16時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ヒロアカ好きさん» いやいや、同意見すぎてそれなです((( (2019年6月22日 16時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ好き(プロフ) - 大体の夢小説は八斎會バイバイENDな感じで悲しかったんですけど今回の夢小説はみんな一緒？ENDで嬉し涙が出てきました....こんな素敵な小説ありがとうございます!!!!!!これからも頑張ってくださいです!!!!!! (2019年1月26日 4時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2018年5月22日 15時
