裏の顔31 ページ37
貴女side
ゲームセンターの中を
キョロキョロしていると
貴女「あ」
一つのUFOキャッチャーに目が留まった
少し大きめの狐のぬいぐるみ
貴女「可愛い…。」
万里「ん?あれ欲しいの?」
貴女「え、あー…うん」
万里「ああいうの好きなわけ?」
貴女「な、なんだよ…。
ダメかよ」
万里「いや、意外と女子っぽいなって
思っただけ」
意外とってなんだよ!
貴女「…で、どうやるんだ?」
万里「は…?って、そうか
ゲーセン全然来ないって言ってたな」
万里からやり方を教わりやってみる
貴女「うーん…。なかなか難しい…。」
次で5回目の挑戦になる
万里「下手クソだな
こうやるんだよ」
後ろから万里が覆いかぶさるように
教えてくる
さ、流石に距離近くないか…!?
一応高3女子の平均身長より高いし
160はあるから小さいほうでは
ないと思うけど
流石に180cm以上ある男子と比べたら
めっちゃ身長差あるせいか
すっぽりとハマってる状態
ヤバイ…これめっちゃドキドキする…。
万里「そこもう少し右」
貴女「こ、これぐらいか?」
万里「そそ。んで後ろ」
貴女「こうか…?」
万里「あー、行き過ぎ」
グイッ
貴女「ッ!?」
さっきより身体が密着する
万里「ここらへんだな。」
そう言って万里がボタンを押す
クレーンが下がりアームがしっかりと
人形を掴み持ち上がる
そのままダクト上まで人形は運ばれ
アームが開き落ちた
万里「ほら」
貴女「万里凄い!」
万里「こんなのよゆーだろ」
貴女「ベッドの所置いておこう」
万里「つか、なんで狐なんだよ。
ほかにもウサギとかあっただろ」
たしかに、置いてある動物は狐だけじゃない
なんでだろう
貴女「あっ」
万里「ん?」
貴女「多分、ば…いや、何でもない」
万里「そこまで言っといてやめんなよ
気になるだろ」
貴女「気にすんな。ほら、次行こうぜ」
『万里に似てたから』
そんなこと言ったら馬鹿にされそうだから
言わないでおこう
貴女side終了
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白露 。(プロフ) - いつも楽しく読まして頂いてます!テストに更新、色々大変と思いますが頑張ってください!応援しています! (2018年1月16日 12時) (レス) id: abe6bb4284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2017年12月21日 17時