【A3!】清純派女優の裏の顔【摂津万里】 (ページ31)

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裏の顔25 ページ31

万里side

監督ちゃんに言われ

渋々仕度して学校に向かう

万里「あー、だりぃ」

ふと隣を見る

Aがいないのに違和感を感じる

最近ほぼAと一緒にいる
事が増えた

学校で1人でいるとあのしつこい3人組に
絡まれるからな

だから飯や休み時間は大体Aの所に
真っ先に向かう

…まぁ、あのキャラは慣れないけどな

・

・

・

昇降口の近くに何かが落ちてる

万里「なんだこれ、弁当箱?」

これ…どこかで見覚えがあるような…。

「そんな事までして仕事欲しいわけ?
どこが清純派女優なのさｗｗｗ」

声が聞こえた

しかも、結構近い場所から

聞き覚えのある声

それに清純派女優って…。

声の聞こえた方に向かう

そこにはあの3人とA

すると

ﾊﾟﾁﾝｯ

Aが1人の女子の頬を引っ叩いていた

「ってぇな…。何すんだよ!」

貴女「ふざけないで」

「は?」

貴女「私はそんなことしてない。
たしかに、業界ではそういう手を使って
仕事をもらってる人はいる。でも、私は違う」

途中から聞いたためどういった状況で
こうなってるかよくわからないが

仕事についての事を
言われたのは分かった

貴女「私は…自分の実力でここまで来た。
それを…勝手に決めつけるな!
そんな簡単に仕事もらえるわけじゃねぇ!
芸能界なめてんじゃねぇよ!」

Aはいつも隠している素を出して
激怒していた

そんなAを見るのは初めてだった

叩かれたのに腹が立ったのか

手を振り上げた

俺は後ろからその手を掴んだ

万里「何話してんだ?
俺も混ぜろよ」

貴女「万里…。」

3人は驚いてこっちを見る

「ば、万里…!?
なんで……。」

万里「お前ら、何してんの」

「私は、別にただ美神さんと…。」

万里「じゃあ、今俺が掴んでるこの
振り上げられてる手はなんだよ」

そう言うとばつが悪そうな顔をした

「最近!美神さんが万里に引っ付きまわってるから!」

いや、俺からAのほうに行ってるだけだし

「そうそう!だから迷惑してるんじゃないかって…。」

万里「…あぁ、確かに迷惑だな」

チラッとAの顔を見ると

酷く傷ついた顔をしていた

それを見て女達は笑った

「でしょ!?だから(万里「お前らが迷惑なんだよ」…え?」