第306話 ページ30
｢待ちなさい！｣
私達は、複雑な屋敷内を逃げ回る。
逃げた先には扉があり、円堂君は扉をガチャガチャする。
土方｢下がれ、円堂。でやあっ！｣
土方君の体当たりで扉は開き、私達は中に入って鍵を閉めた。
ヒロト｢ここだ！｣
扉の向こうから音がする。
土方｢円堂、そっち押さえろ！｣
円堂｢あぁ！｣
A｢ヒロト君、お願い！｣
ヒロト｢あぁ。｣
ヒロト君は、パソコンを操作し始めた。
｢逃げられませんよ！開けなさい！｣
ヒロト｢終わったよ！｣
鬼道｢よし、もういいぞ！｣
私達は部屋を出て、黒服の男達から逃げる。
A｢あっ！｣
ﾄﾞｻｯ!
ヒロト｢Aちゃん！｣
転んだ私に、ヒロト君が駆け寄ってくる。
A｢…！｣
立ち上がろうとして、私は目を見開いた。
ヒロト｢Aちゃん？｣
土方｢ここは任せろ！
スーパーしこふみ！｣
ﾄﾞｰﾝｯ!
｢うわっ…うっ、うわあっ！｣
土方君が必殺技で、黒服の男達を撃退した。
土方｢2人とも、行くぞ！｣
ヒロト｢うん！Aちゃん、ちょっとごめんね。｣
A｢え？きゃっ…｣
ヒロト君は私を、世にいうお姫様抱っこした。
A｢ヒ…ヒロト君！？｣
ヒロト君は微笑んで、円堂君達の後を追いかけた。
円堂｢どうだ？｣
土方｢大丈夫、もう追って来てないぜ。｣
鬼道｢義姉さん、大丈夫か？｣
A｢う、うん…ヒロト君、迷惑かけてごめんね。｣
私は、ヒロト君を見た。
ヒロト｢迷惑だなんて思ってないから、気にしないで。｣
そう微笑むヒロト君は、少し辛そうだった。
円堂｢よし、宿に帰ろう！｣
私達は、宿に帰った。
皆を集めて、ヒロト君がデータを立ち上げる。
久遠｢これは…響木さん。｣
響木｢…どうやら、とんでもないデータを取ってきてしまったみたいだな。｣
円堂｢とんでもないデータ？｣
響木｢あぁ。ここにあるのは、ガルシルドが世界征服を企んでいる証拠だ。｣
皆｢えっ！？｣
円堂｢世界征服を！？｣
土方｢世界征服って…｣
円堂｢どういうことなんですか？｣
木野｢響木監督！｣
響木｢油田だ。｣
綱海｢油田？｣
立向居｢石油の元になる、兼油を掘っているところですね？｣
綱海｢あぁ！うん、あれね。そうか、あれか。｣
綱海君、絶対分かってない。
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遊星(プロフ) - この話、続き「part9」が気になるんですが何故更新しないんですか？ (12月12日 14時) (
レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ちょっと新しいことに挑戦したいなって思って笑 最初からトリップすることは決めてました笑 (2019年12月1日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - もしかして……死んだ？ と思いきや、アレスへのトリップ！！ 声に出しちゃいました(笑) 「これは面白いことになるなぁ」 って(笑) (2019年12月1日 19時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リン サブさん» すみません、ミスです(泣)夢主ちゃんは手術が終わって、今は意識が戻ってない状態です！ (2019年12月1日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン サブ - 夢主ちゃんは手術中でしょうか？ 文章中の中に夢主ちゃんの一文があったのですが..... (2019年12月1日 9時) (レス) id: d96d89c845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年11月25日 15時
