天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ50)

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第298話-イタリア代表決定戦- ページ50

A｢これ以上は行かせない！｣

私は、デモーニオの前に立ちはだかった。

デモーニオ｢鬼道A…空を翔るようなプレースタイルの天才リベロ。
だが、その羽は折れた。羽がなければ、お前は飛べない！｣

A｢なっ！｣

円堂｢Aが抜かれた！？｣

デモーニオ｢ﾋﾟｭｰｲｯ!)皇帝ペンギンX！｣

円堂｢いかりのてっつい！ううっ…｣

フィディオ｢円堂！｣

円堂｢絶対…止めてみせる！

真熱血パンチ！うわっ！｣

角馬｢こ、これは！円堂、必殺技を地面に放つことで、コースを変えたというのか！？｣

円堂｢うっ…｣

角馬｢防いだァ！円堂、体を張ったブロックで、デモーニオの皇帝ペンギンXをブロック！｣

デモーニオ｢俺のシュートを…止めた？｣

円堂｢皆、ピンチは凌いだぞ！｣

A･鬼･不･フ｢円堂君？/円堂？｣

円堂｢行こうぜ！皆、反撃だ！｣

角馬｢なんと、キーパー自らボールを持って、攻め上がっていくぞ！｣

鬼道｢義姉さん、俺達も行くぞ！｣

A｢うん！｣

私は、有人君と一緒に上がっていく。

鬼道｢アンジェロ、ダンテ！両サイドから、アントンとマルコを残して、全員で攻めるぞ！｣

｢おう！｣

鬼道｢フィディオは、円堂のフォローだ！｣

フィディオ｢分かった！行こう、守！｣

円堂｢あぁ！｣

角馬｢フィディオ、円堂と共に攻め上がっていくぞ！
だが、既にディフェンス陣が待ち構えている！｣

鬼道｢円堂！フィディオにパスだ！｣

フィディオ｢守！｣

円堂｢頼んだぞ、フィディオ！｣

角馬｢凄いドリブルだ！あっという間に、4人をごぼう抜き！その姿、まさに白い流星！｣

不動｢俺にパスをよこせ！｣

フィディオ｢不動？よし！｣

不動｢A！｣

不動のパスを受け、私はドリブルで上がっていく。

角馬｢オルフェウス、次々とチームKのディフェンス陣を抜き去っていく！ここにきて、がっちりと連携の歯車が噛み合ってきたぞ！｣

デモーニオ｢調子に乗るな！二流品共！｣

ﾄﾞﾝｯ!

デモーニオが、タックルで私からボールを奪おうとする。

A｢円堂君！｣

デモーニオのタックルを堪えて、円堂君にパスした。

円堂｢おう！｣

角馬｢円堂と鬼道姉、デモーニオを抜き去った！
攻め上がるオルフェウス！キーパーとの勝負だ！｣

｢来い！｣

円堂｢フィディオ！｣

角馬｢フィディオに合わせたセンタリングか！？｣

フィディオ｢うっ！｣

角馬｢ヘディングシュートだ！しかし、外れたァ！｣