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第296話-イタリア代表決定戦- ページ48

引き続き鬼道side

不動「いつまでも、昔のことを引きずってんじゃねぇ!」

鬼道「…!」

不動「うじうじとうぜぇんだよ!俺達は人形でも、作品でもねぇぞ!」

鬼道「うわっ!ふ…不動…!?」

不動はボールに足を置き、チームKの選手を睨んだ。

不動「いいか?俺が影山に近付こうとしたのは、仲間になるためじゃねぇ。
俺は影山の奴に、直接見せつけてやりたかったのさ…俺はもう、お前の力なんか必要としてないってな!
いつまでも鬼道鬼道って、見苦しいぜ!影山!」

鬼道「不動…」

A「不動…」

不動「俺1人で、突き止めようとしてたのによ。ぞろぞろついてきやがって、ったく…」

鬼道「お前…」

不動「奴が、日本代表を破壊するってんなら、俺は…サッカーで影山を潰す!
お前はどうすんだ?鬼道クン。影山の作品に戻るか?それとも…」

鬼道「…」

俺は…

ザッ…

顔を上げると、義姉さんが立っていた。

鬼道「義姉さ…」

パシンッ!

鬼道「ッ!」

円堂「A!?」

不動「おい!」

鬼道「義姉…さん…?」

義姉さんは、手のひらを押さえて、俺を見ていた。

A「いつまで悩んでんの、バカ有人!有人は、人形でも、作品でもない!私の大切な義弟だよ!」

義姉さんは、影山を睨んだ。

A「影山!これ以上、私の大切な義弟に何かしたら、私が許さない!!」

鬼道「義姉さん…」

俺は、俺はフィールドの草を握りしめた。

俺は…人形でも、作品でもない!

鬼道side終了

─────────────────────

鬼道「力を貸してくれ、義姉さん、不動!俺達の手で、影山を倒すんだ!」

有人君は、ドリブルで上がっていく。

A「有人君!」

私と不動は頷きあって、有人君の後を追いかけた。

角馬「ボールを持った鬼道!鬼道姉、不動と共に、チームKディフェンス陣を次々と抜き去って行く!」

円堂「皆、行っけー!」

鬼道「義姉さん!」

有人君が、私にパスを出す。

「止める!」

A「残念でした!」

私は、ニコッと笑った。

不動「ふっ!」

角馬「イナズマジャパントリオ、ディフェンス陣を切り崩して、センタリング!
ボールを受けたのは、イタリアの白い流星、フィディオだ!」

フィディオ「決める!」

ドーンッ!

フィディオのシュートは、難なく止められた。

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設定タグ:イナズマイレブン , FFI , 基山ヒロト   
作品ジャンル:アニメ
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苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ありがとうございます! (2019年11月16日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます!! (2019年11月15日 17時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月15日 0時

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