天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ45)

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第293話-イタリア代表決定戦- ページ45

次の日、私達はチームKの前に立っていた。

ミスターK｢逃げなかったか。｣

フィディオ｢約束です。俺達が勝てば、イタリア代表の座は返してもらいます！｣

ミスターK｢無論。だが、そいつらは？｣

円堂｢俺達、日本代表イナズマジャパンのメンバーです！｣

フィディオ｢負傷したメンバーに代わって、彼らが出てくれると言ってくれてます！｣

ミスターK｢ふっ…帰ってきたか。鬼道、私の作品よ。｣

ミスターKは、振り向いた。

A･鬼｢…！/あっ！｣

円堂｢お前は…｣

鬼道｢影山零治！｣

影山は、ニヤリと笑った。

フィディオ｢では、この人が…｣

円堂｢あぁ。卑怯な手で、何度も俺達に襲いかかってきた、元帝国学園の総帥だ…
そして、俺のじいちゃんを…｣

フィディオ｢まさか、皆の怪我も…｣

円堂｢うん。｣

A｢影山…今度は何を企んでいるの…？｣

｢総帥はK。ミスターK。｣

影山の背後から出てきたのは、有人君そっくりの男の子がいた。

鬼道｢なっ…｣

A｢君は…！｣

ミスターK｢紹介しよう。我がチームKの司令塔、デモーニオ･ストラーダだ。｣

フィディオ｢デモーニオ？｣

円堂｢鬼道にそっくりじゃないか、あいつ！｣

鬼道｢…｣

デモーニオ｢俺達のボールでキックオフだ。｣

フィディオ｢あぁ。｣

ミスターK｢始めろ。イタリア代表決定戦を！｣

角馬｢この試合は、私、角馬王将が実況いたします！｣

鬼道｢…｣

A｢有人君…｣

私は、有人君を見つめた。

角馬｢さぁ、チームKのボールでキックオフになる模様です！
イタリア代表オルフェウスには、負傷者が出た模様！その空いた穴を、日本代表イナズマジャパンがフォローするという、異色のチーム構成となっています！
対するチームKですが…残念ながら、名前以外、資料が全くありません！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢さぁ今、試合開始のホイッスル！
おぉ、ボールを受けたデモーニオ！鬼道に向かって、突進していく！｣

デモーニオ｢この試合で、お前には消えてもらう！｣

鬼道｢何？｣

デモーニオ｢真イリュージョンボール！｣

円堂｢鬼道が抜かれた！？｣

A｢あの技は帝国の！｣

鬼道｢そんな…｣

｢行かせるかよ！｣

デモーニオ｢ふっ…｣

｢あっ！｣

鬼道｢なに！？｣