検索窓
今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:37,987 hit

第282話 ページ34

久遠「今日から、対アルゼンチン戦の練習を始める。」

皆「はい!」

私達は、いつも通りの練習メニューをこなしていく。

ピピッ!ピピーッ!

鬼道「鉄壁の守りをどう崩すか…課題は山積みだな。」

A「うん。」

不動「おい。練習が終わったら、ちょっと付き合え。」

A「どうしたの?急に。」

不動「元帝国キャプテンに用があってな。」

鬼道「何?」

A「…(汗)」

休憩を終えて、また練習に入る。

ピピッ!ピピーッ!

木野「今日の練習はここまででーす!」

壁山「バテたっす…」

栗松「ハードだったでやんすね…」

A「ん?」

立向居君…?

私は、立向居君の後をつけた。

A「あ、音無さん…」

音無「Aさん…!」

A「音無さんも立向居君の様子が気になって?」

音無「はい…」

立向居「Aさん…音無さん…」

立向居君は、私達を見ていた。

音無「どうして、キャプテンに相談しないの?」

立向居「このままじゃ、俺はずっと円堂さんの真似をしているだけになるんです。ゴッドハンドも、マジン・ザ・ハンドも…」

A「でも、立向居君はムゲン・ザ・ハンドをマスターしたじゃん。」

立向居「あの技だって、本当は円堂さんが覚えるべき技だ。俺は俺の技を作らなきゃ…
そうじゃなかったら、イナズマジャパンのメンバーでいる資格がないんです!」

音無「もう、何なの?さっきから!物凄い後ろ向き!」

立向居「でも、俺は…」

A「立向居君、円堂君の技を真似してるって気にしてるけど、誰もそんなこと思ってないよ?それとも、誰かに何か言われたの?」

立向居「…」

立向居君から事情を聞き、私は音無さんを見た。

A「音無さん、ゴー!」

音無「はい!」

音無さんは、すぐに木暮君を連れて戻ってきた。

木暮「…」

立向居「あ…えっと…」

音無「謝んなさい。ほら。」

音無さんに背中を押されて、木暮君は立向居君に頭を下げた。

立向居「いいよ、もう!」

音無「でも…!」

木暮「だってさ…本当のことじゃん。ウッシッシ!」

音無「こら…!」

木暮「でもさ、それはそれ、これはこれ。いいことじゃん!特訓のきっかけになったんだし!
それで、必殺技出来たのか?」

立向居「ううん、まだなんだ。
こうして自分を追い込めば、何か掴めると思ったんだけど…」

第283話→←第281話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
設定タグ:イナズマイレブン , FFI , 基山ヒロト   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ありがとうございます! (2019年11月16日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます!! (2019年11月15日 17時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月15日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。