第262話 ページ14
南雲「A、ヒロト、リュウジ!」
振り向くと、晴矢君と風介君が立っていた。
涼野「おめでとう。私達の分まで頑張ってくれ。」
南雲「日本から応援してっからよ!」
2人は、そう言って笑ってくれた。
ヒロト「晴矢…」
緑川「風介…」
A「うん、頑張ってくる!」
私達は、笑い合った。
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南雲side
A達にエールを送って、俺達は試合会場を後にした。
アフロディ「南雲、涼野、君達はこれからどうするんだ?」
涼野「お日さま園に帰るよ。」
南雲「久しぶりにあいつらとサッカーしてぇしな!」
アフロディ「そう。南雲、涼野、ありがとう。」
アフロディは、俺達に手を差し出して、微笑んだ。
南雲「こっちこそ、誘ってくれてありがとな!」
涼野「お陰でいい試合が出来た。」
俺達は笑って、アフロディの手を取った。
アフロディ達を韓国に見送った後、俺達はお日さま園に帰った。
南雲「ただいまー!」
ドアを開けると、チビ達が走って来る。
「はるやー!」
「ふーすけー!」
涼野「ただいま、皆。」
八神「おかえり、晴矢、風介。」
リビングに行くと、玲名が仁王立ちで立っていた。
南雲「お、おう…ただいま…」
涼野「その…」
八神「ふっ、試合見ていたぞ。お疲れ。」
顔を上げると、玲名は微笑んでいた。
その夜、俺は風介と屋根の上で夜空を見上げていた。
南雲「明日には行っちまうんだな…」
涼野「晴矢、本当によかったのか?Aに気持ちを伝えないで。」
南雲「…あぁ。もし言っちまったら、あいつ困るかもしんねぇだろ?俺は、あいつの笑ってる顔が好きだから、困ってる顔なんか見たくねぇよ。」
涼野「そうか。晴矢は優しいな。」
南雲「んだよ…気持ち悪ぃな…」
涼野「ふっ…そろそろ寝ようか。ほら。」
風介は立ち上がって、俺に手を差し出した。
南雲「おう!」
風介の手を取って、立ち上がる。
南雲「…」
A、ヒロト、リュウジ、頑張れよ。
南雲side終了
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苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ありがとうございます! (2019年11月16日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます!! (2019年11月15日 17時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月15日 0時