天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】

第205話 ページ7

ｶﾞﾗｯ!

扉が開き、響木さんが入って来る。

響木｢皆、揃ってるか？｣

ﾊﾞｰﾝｯ!

鬼道｢うっ！｣

有人君が、何処からか飛んできたボールを蹴り返した。

ボールが返った先には、不動がいた。

A｢不動！｣

鬼道｢何の真似だ！｣

不動｢挨拶だよ、挨拶。洒落の分かんねぇ奴。｣

響木｢これで全員揃ったな。
いいか、よく聞け！お前達は、日本代表候補の強化選手だ。｣

円堂｢日本代表？一体何の？｣

響木｢今年からFFの世界大会、フットボールフロンティアインターナショナル、通称FFIが開催される。少年サッカー世界一を決める大会だ。お前達は、その代表候補なのだ。｣

円堂｢世界…凄いぞ、皆！次は世界だ！｣

皆｢おーー！！｣

鬼道｢世界か…｣

A｢わくわくするね！｣

豪炎寺｢遂に、世界と戦えるんだな。｣

風丸｢あぁ。｣

立向居｢円堂さん、頑張りましょう！｣

染岡｢腕がなるぜ！日本一の次は宇宙一、宇宙一の次は世界一ときた！｣

木暮｢そもそも、宇宙一にはなってないけどね。ウッシッシ！｣

響木｢いいか、あくまでこの23人は候補だ。この中から、17人に絞り込む。｣

夏未｢まず、11人ずつ2つのチームに分けます。
1チームは12人になりますので、交代制にします。
その2チームにより2日後、日本代表選手選考試合を行います。｣

木野｢では、メンバー編成を発表します。｣

私は、有人君と同じチームになった。

不動も同じチームだ。

不動｢どうぞよろしく。鬼道クン。｣

佐久間｢黙れ！｣

不動｢ご不満のようだけどさ。俺だって、響木監督から認められてここに来てんだよ。｣

鬼道｢分かっている。｣

不動｢分かりゃいいんだ、分かりゃ。｣

そう言うと、不動は体育館を出て行った。

響木｢円堂、鬼道。お前達がそれぞれのキャプテンだ。いいな？｣

円堂｢はい！｣

鬼道｢はい。｣

響木｢試合は2日後。
1人1人の能力を見るために、連携技は禁止とする。持てる力の全てを出してぶつかれ！｣

皆｢はい！！｣

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