天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ35)

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第233話-カタール戦- ページ35

虎丸｢チームメイト…｣

円堂｢そうだ。今の思いを、サッカーに全部ぶつけろ！俺達が全部受け止めてやる！｣

虎丸｢キャプテン…｣

鬼道｢虎丸。ここには、お前のプレーを受け止められないヤワな奴は、1人もいない。｣

円堂｢やろうぜ、虎丸。｣

虎丸｢いいんですか？俺、思いっ切りやっちゃっても！｣

虎丸君はそう言って、ニカッと笑った。

豪炎寺｢俺を驚かしてみろ、虎丸。｣

虎丸｢はい！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《デザートライオン、ザックのスローインから試合再開！攻め上がるデザートライオン！
この流れを止めることが出来るか？イナズマジャパン！》

円堂｢皆、絶対止めるぞ！｣

飛鷹｢お、おす！｣

｢カイル！｣

風丸｢通させるか！｣

円堂｢いいぞ！飛鷹、風丸！｣

《ボールは鬼道が押さえた！イナズマジャパン、反撃のチャンスだ！》

鬼道｢虎丸！｣

虎丸｢うおおおおっ！｣

《なんと、宇都宮！ディフェンス3人を、あっという間にごぼう抜き！》

A｢虎丸君！｣

《ロスタイムも残り僅か！このプレーを、得点に繋げることが出来るか？》

虎丸｢俺の…本気のプレー…｣

｢こいつ！｣

虎丸君は、またデザートライオンを抜いた。

虎丸｢風丸さん！｣

｢やらせるか！｣

虎･風｢あっ！｣

《デザートライオン、パスコースをズラし、ボールは空高くに！これでは風丸、ボールを取ることが出来ない！》

A｢ふっ！｣

《なんと、鬼道姉が飛び上がった！》

A｢虎丸君！｣

虎丸｢ずっと封印してきた、俺のシュート！行っけー！

タイガードライブ！｣

｢ストームライダー！なに！？｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《決まったァ！宇都宮！試合終了寸前に、デザートライオンを突き放す、強烈なゴール！》

鬼道｢あれが、虎丸の本当の力か…｣

円堂｢凄いぞ、虎丸！｣

ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《ここで、試合終了！イナズマジャパン、大接戦を制し、FFIアジア予選決勝へと駒を進めましたァ！》