天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ31)

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第229話-カタール戦- ページ31

木野｢皆、いい感じよ。｣

円堂｢よし！後半もこの調子で行こうぜ！｣

緑川｢あ…あぁ…｣

A｢ハァ…ハァ…｣

なんで、デザートライオンは息一つ切れてないの…？

《さぁ、後半戦が始まります。
2点を先取したイナズマジャパン、このリードを守り切れることが出来るのか？
対する、カタール代表デザートライオン…おおっと？デザートライオン、後半に入って、FW3人という攻撃的布陣に切り替えてきた！
目の離せない後半戦、いよいよキックオフです！》

｢行くぞ！｣

鬼道｢緑川、チェックだ！｣

緑川｢任せておけ！｣

鬼･緑｢っ！/うわあっ！｣

A｢リュウジ君！｣

鬼道｢詰めろ、木暮！｣

木暮｢おう！なに！？｣

《ザック、強引な突破で、瞬く間にゴールに迫る！》

壁山｢抜かせないっす！｣

｢遅い！ふっ！｣

円堂｢正義の鉄拳！｣

《円堂、何とかゴールを死守！》

風丸｢この！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《風丸、ボールをクリア！
危機は脱したが、後半早々攻め込まれてるぞ、イナズマジャパン！》

ﾄﾞｻｯ!

見ると、リュウジ君が倒れていた。

A｢リュウジ君！｣

私は、リュウジ君に駆け寄った。

緑川｢ハァ…ハァ…｣

《おっと緑川、倒れたまま動きません！》

円堂｢大丈夫か！｣

鬼道｢どうしたんだ？こんなに早く息が上がるなんて。｣

緑川｢ずっと…特訓を続けてきたツケが、回ってきたみたいだ…
“過ぎたるは及ばざるが如し”か！
すまない、皆の足を引っ張って。｣

リュウジ君は、立向居君に支えられて、ベンチに戻っていく。

《ここで久遠監督、緑川に代えて栗松を投入します。》

栗松｢いただきでやんす！｣

栗松君が、デザートライオンのパスをカットする。

《代わったばかりの栗松、早くもボールを奪った！》

栗松｢一気に追加点でやんすよ！｣

｢罠に引っかかったな。皆、狩りの時間だ！｣

｢おう！｣

A｢ﾊｯ…)栗松君、パス！｣

栗松｢は、はい…あっ！しまったでやんす！｣

円堂｢来るぞ！ディフェンスを固めろ！｣

鬼道｢くそっ！速い！｣

《カイル、鬼道のマークを振り切った！前半、あれだけの激しい当たりのプレーをしながら、スタミナは全く落ちていない！》

｢ザック！｣

ヒロト｢行かせない！｣

ﾄﾞｰﾝｯ!

ヒロト｢ぐわあっ！｣

A｢ヒロト君！｣

《更に突き進む、デザートライオン！》

｢マジディ！｣

綱海｢させるか！｣

｢うあああっ！｣

綱海｢なに！？｣

円堂｢綱海！｣

｢ぶっ飛べ！｣