天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】

第211話 ページ13

久遠｢お前達も顔は知ってると思うが、改めて紹介しておく。
娘の冬花だ。今日からマネージャーとして、参加させる。｣

円堂｢マネージャー？｣

冬花｢久遠冬花です。皆さん、よろしくお願いします。
私、マネージャーなんてやったことないから、ちゃんと出来るか分からないけど…｣

円堂｢大丈夫だって！分からないことがあったら、なんでも俺に聞いてくれ！｣

冬花｢よろしくお願いします、守君。｣

円堂｢思い出したのか？
そうそう！そんな感じで昔、俺のことを守君って呼んでたんだぜ！｣

冬花｢ずっと前のことはよく分からないけど…言いやすいから、守君って呼ぶことにしたの。｣

円堂｢あぁ、そうなのか…｣

冬花｢ダメ、かしら？｣

円堂｢いや、もちろんOKさ！よろしくな、ふゆっぺ。｣

久遠｢これから、アジア予選に向けて練習を始めるが、その前に一言言っておく。
はっきり言おう。今のお前達では、世界には通用しない。｣

皆｢！？｣

久遠｢なんだ、その顔は？
まさか、自分達が世界レベルだと思っていたわけではあるまいな？お前達の力など世界に比べれば、吹けば飛ぶ紙切れのようなものだ。｣

円堂｢紙切れ？｣

久遠｢私は、そんなお前達を一から鍛え直すよう頼まれた。中には私のやり方に納得出来ない者もいるだろう。だが、口答えは一切許さん。
お前達は、私の言う通りに実行することだけ考えていれば、それでいい。
特に、鬼道姉弟、吹雪、豪炎寺、円堂。私はお前達を、レギュラーだとは全く考えていない。試合に出たければ、死ぬ気でレギュラーの座を勝ち取ってみろ！以上だ。｣

A｢…｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

円堂｢行け、鬼道！｣

有人君が、リュウジ君を抜く。

緑川｢いきなり本気かよ！｣

鬼道｢風丸！｣

風丸君は、ヒロト君と栗松君を抜いた。

綱海｢へへっ、抜かせねぇぞ。｣

綱海君が、風丸君からボールを奪った。

綱海｢ヒロト！｣

ヒロト｢行くよ、円堂君。｣

円堂｢来い！｣

ヒロト｢流星ブレード！｣

円堂｢正義の鉄拳(G2)！うわっ！｣

ヒロト君のシュートは、円堂君に弾かれた。

円堂｢やっぱ凄いな、ヒロトは。｣

ヒロト｢円堂君もね。｣

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