第133話-大海原中戦- ページ34
｢行かせん！｣
一之瀬｢それ！バタフライドリームだ！｣
浦部｢塔子！｣
塔子｢うん。｣
塔･浦｢バタフライドリーム！！｣
角馬｢出たァ！雷門の必殺技！｣
｢ちゃぶだいがえし！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢ゴォール！雷門先制！遂に均衡が破られました！｣
浦部｢決まったな！｣
塔子｢あぁ！｣
円堂｢ナイスシュート！｣
｢イェーイ！！｣
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢ここでホイッスル！1対0！雷門リードで前半終了だ！｣
音無｢皆さん、やりましたね！先制点ですよ！｣
円堂｢あぁ！でも、大海原もやるよな。流石、FF地区予選決勝に行っただけのことはあるぜ！｣
A｢…｣
さっきから皆との思い出が、頭をよぎっていく。
あの頃は楽しかったな。
皆、サッカーが大好きで、朝から夜までボールを追いかけてた。
南雲『風介！パスだ、パス！』
風介『分かっている！』
緑川『はああっ！』
A『リュウジ君、ナイスカット！』
緑川『へへっ！ヒロト！』
ヒロト『はあっ！』
本当に、楽しかった。
ｽﾞｷﾝｯ…
A｢ッ！｣
私は、頭に手で押えた。
ｽﾞｷﾝｯ…
痛い…
ｽﾞｷﾝｯ…
頭が痛い…
ｽﾞｷﾝｯ…ｽﾞｷﾝｯ…ｽﾞｷﾝｯ…
鬼道｢…さん！義姉さん！｣
A｢…！な、何？｣
顔を上げると、皆が私を見ていた。
円堂｢大丈夫か？A。｣
木野｢どこか痛いの？｣
A｢大丈夫だよ！さっ、後半もこの調子で頑張ろう！｣
私は咄嗟に笑って、ポジションについた。
鬼道｢…｣
ｽﾞｷﾝｯ…ｽﾞｷﾝｯ…
A｢…｣
大丈夫。
試合に集中するんだ。
角馬｢さぁ、後半の開始です！得点は1対0で、雷門リード！｣
浦部｢後半もいっちょ点取ってこか！｣
皆｢おう！！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢雷門のキックオフで、後半戦が始まりました！先制点で勢いづいたか、雷門果敢に攻めていく！｣
浦部｢A！｣
浦部さんからボールを受け、ドリブルで上がる。
円堂｢行け、A！｣
綱海｢今度こそ！｣
私は、綱海君を抜いた。
角馬｢鬼道姉、躱したぞ！｣
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条介嫁 - 今更ながら初コメ失礼します。鬼道オチのを見た後見つけちゃってまたまた拝見させてもらってます！！と、ここで初コメながら……条介オチ作ってください!! (11月30日 9時) (
レス) id: c880e5c60f (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - 美味しい木材さん» ありがとうございます^ ^ (2019年10月20日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
美味しい木材(プロフ) - ものすごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9f6bf4ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月9日 16時
